箔付けいたします。砂子屋技術活用についてについて話せます
■背景
からかみ加飾砂子屋3代目工芸士です。祖父の代から湯島で料紙やメニュー用紙、襖紙に箔砂子を付けてきました。
私の代ではデザイナー様と組んで異素材への箔付け、商品開発を行っています。扱った素材は、紙以外に、硝子・焼き物・セラミックタイル・石・木材・布・ソフビ・アイフォンケースなどがございます。
■話せること
手作業での箔付け作業についてお話しできます。箔付け作業は、商品シリーズ化の中でアイキャッチャー品制作に使われます。小ロット制作で特別感を出す時に使われることが多いです。素材はいろいろ定着可能ですが、それぞれ糊や方法が違います。
箔付けの基本は、箔砂子部材作りー素材にあった糊の選択ー実行ー留め の工程です。
美観的には、型押し以外は抽象的な図柄が多く、キラキラすることで良しとします。
■その他
最近のソフビ人形加飾依頼では、箔砂子のキラキラ感と和紙の質感も求められました。箔 用の糊で薄い和紙を付けて更に加飾しました。商品化への可能性についてはまだ分かりませんが。