室内装飾紙とからかみ加飾技術やその応用について話せます
■背景
砂子屋3代目として家業(有限会社湯島アート)に戻り、機械工学知識を活かしからかみ加飾に印刷機導入。
しかしながら近年住環境の変化に伴い襖紙(からかみ)需要減少、量産品は外注化し伝統工芸に移行中。
外部デザイナコラボでの商品開発や展示会、ワークショップで新たな価値を模索中。
■話せること
手掛けたがまだ落ち着いていない案件など。
①硝子に金箔砂子加飾 漆や天然樹脂での接着は可能。普段使いでの耐性は充分とは言えない。
紙以外の素材への挑戦は、木材・陶磁器・ソフビなど。
②加飾和紙の立体商品 オブジェや灯などは美観は良しとしても価格や耐性は充分とは言えない。
加飾技術の応用や和紙に関連する相談案件が多いです。
室内装飾品(パネルや屏風など)和紙制作品のオリジナル品は問題ないと思います。
■その他
工芸品開発において、工業製品とアートの間に位置しているようで立ち位置が難しい。
工芸品に求められることは、価格面での納得や新規性や進化の見える化なのでしょうか。
今試してみたいこととして、工業製品の付加価値化に一手加飾を加えることは納得して頂けるのか、と。