メーカー通販(単品通販)事業の事業計画の立案・構築について
1994年(平成6年)大学卒業後、大手自動車ディーラーに入社し、営業の基本「お客様とのコミュニケーションの重要性」を学ぶ。翌1995年、優秀新人賞獲得を機に、広告業界へ転職。マス~ニッチメディアの広告プランに留まらず、SPやイベント、広報(IRは除く)、これらにかかわる制作全般と、幅広く提案できるスタイルを確立。
その後、広告全般に幅広く精通していることが認められ、2007年、ベトナムに広告代理店とWEBマーケティング会社の設立を任され、軌道が乗るまでの2年間、日本国内のクライアントとベトナム現地法人2社の事業管理を行う。
国内の広告代理店事業と海外での新規事業立ち上げの分野から派生して、2008年以降、複数社の通信販売事業者へ事業計画の提案から経営管理のコンサルを実施。
2010年、経営管理能力の実績が買われ、子会社の発送代行業取締役に就任し、営業管掌を行うとともに、経営改善を行う。2012年夏、同社の事業拡大のため、関係先からの事業部買収を行い、同年冬に更なる発展のために上場会社との株式譲渡契約を締結させる。
2013年、上場会社子会社となったことを機に経営管理部を設置し、財務体制強化、内部統制、内部監査などの強化に努め、会社の収益性を向上させ、経営管理体制が整った後、2015年からは、改めて営業強化を図るための企画開発部を節理移し、関係性の近い他業種とのアライアンスなどをまとめている。
■その他
いつごろ、何年くらいご経験されましたか?: 某乳業メーカー子会社に通販事業を提案し、売上規模20億になるまでの事業計画を実行してまいりました。これを筆頭に複数社において通販事業計画を立案・実施した経験があり、「商品さえあればあとはお任せ!」という通販コンサルを経験しております。
どちらでご経験されましたか?: ・最大手乳業メーカー:通販事業計画の立案~実施、広告計画(テレビ、新聞、雑誌)の立案~実施
・医薬品メーカー:商品開発(パッケージ)の企画開発、通販事業計画の立案~実施、広告計画(テレビ、新聞、雑誌)の立案~実施
・アパレル輸入会社:通販事業計画の立案~実施、商品開発(パッケージ周り)の企画・制作、広告計画(新聞)の立案~実施
・商社系企業:通販事業計画の立案~実施、商品開発(パッケージ周り)の企画・制作、広告計画(新聞)の立案~実施
謝礼金額の根拠はなんですか?: 実際に管理会計上どのように事業を営むべきかお話しさせていただきますが、この資料をデータ(XLS)でお渡しする前提で考えております。
この分野は今後どうなると思いますか?: アマゾンが躍進する一方、旧日本流のゼネラル通販(総合通販)業界は厳しい環境になってきております。また、メーカー(単品)通販事業は、投資金額が低く済むわけでもなく、大きな利益を獲得できるモデルでもないので、「簡単に儲かるかも。」と思って痛い目を見た事業者様を多く見ております。
今後のマーケットは安定期に入ると思いますが、事業者の利益が安定するわけではないので、まだまだ淘汰される業界だと思います。
その時どのような立場や役割でしたか?: 外部の通販事業コンサルタントです。
一番の課題はなんでしたか?また、その課題をどう乗り越えましたか?: 多くの企業でもめる(課題になる)部分でしたが、商品製造原価と上代設計がいい加減なところが多く、また、インフラコストも「業者をたたいて安く済ませる。」といった傾向が強いので、課題可決に苦慮しました。
事業者様もしくは商品本来の価値をしっかり創造していかなければ、事業を永続的に続けることは難しいです。
どんな人にアドバイスを提供したいですか?: これから通販事業を始めたいとお考えの方。
※楽天やアマゾンへの「卸通販」ではありません。あくまでも自社で通販事業を立ち上げるからです。
地域: 東京、ベトナム、大阪
役割: 経営企画、経営管理
規模: 5~30