持続的・自律的に発展しうるメタバースの要件と技術開発課題について話せます

エキスパート

氏名:開示前


■背景
リンデンラボ社のSecond Life、東京情報大学のJapan Open Grid(JOGrid)、Robloxにおいて、東京情報大学、シンガポール国立教育研究所、International Spaceflight Museum、Virtual World Education Consortium等のサポートのもと、海洋・宇宙の科学博物館、美術史博物館、仮想空間内の教育向けリソース等のバーチャルミュージアムを製作・運営し、岡山市の「人と科学の未来館サイピア」での遠隔授業等を行っている。

■話せること
メタバースは、インターネットサービスと比べて、ネットワークバンド幅の制約からひとつのコンテンツに同時アクセスできるユーザー数が限られてくる。このため3Dコンテンツ作成や語学教室など少人数かつ少資本で世界を市場とするビジネスでないと持続させることが難しい。もしニコニコ動画やオンライン3Dゲームのように双方向性を制限すれば大規模ビジネスは可能。
メタバースの集客性を持続させるには民間企業に頼っていると収益性が失われた時点で存続できなくなる。クリエータとユーザーの好循環によって自律的に発展しうるビジネスモデルが必要。

■その他
VRヘッドセットは大画面ディスプレイと比べて普及性にまだまだ問題が多い。ウェブカメラによる表情・上体トラッキングはメタバース内のアバターによるコミュニケーションを豊かにする。3Dモデリングソフトや各種ツール内に頼らずにメタバース内で3D・2Dコンテンツを作成しうる機能の充実が、メタバースの自律的発展に不可欠。

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氏名:開示前

経歴
1980.4:中国運輸局船舶部船舶検査官
1982.9:運輸省(現、国土交通省)海上技術安全局技術課
1984.7:科学技術庁(現、文部科学省)研究開発局海洋開発課(しんかい6500、気候変動研究)
1987.4:船舶技術研究所(現、海上技術安全研究所)企画室
1988.9:宇宙開発事業団(現JAXA)宇宙ステーション開発本部
1990.9:日本小型船舶検査機構(JCI)
1992.5:四国運輸局船舶部
1994.3:中部運輸局船舶部(プレジャーボート振興策)
1995.10:海洋科学技術センターJAMSTEC(「みらい」の改造工事ほか)
2003.1:(株)グローバルオーシャンデベロップメント(科学掘削船「ちきゅう」の安全性評価)
2005.4 - 2020.3:国立研究開発法人海洋研究開発機構JAMSTEC(地球シミュレータを用いた気候変動影響評価の社会実装など)
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2006年より水中ロボコン開催の中心メンバー。日本水中ロボネット理事
http://underwaterrobonet.org/
2009年より仮想3D空間を使ったバーチャルミュージアムの制作
http://jogrid.net/abyss/about_j.htm
2017年よりNPO法人co2sosの講師として人と未来の科学館サイピアで遠隔授業
http://jogrid.net/abyss/Sci-Pia.htm
2022年よりVirtual World Education ConsotiumのManagement Group Memberとして教育支援施設を作成・運営
成果物:
http://jogrid.net/abyss/demo.htm


職歴

特定非営利活動法人co2sos

  • 2017/4 - 現在

The Modern Museum

  • Curator 2014/8 - 現在

International Spaceflight Museum

  • クリエータ 2014/6 - 現在

特定非営利活動法人日本水中ロボネット

  • 理事 2013/1 - 現在

Abyss Observatory

  • Curator 2010/1 - 現在

国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)

  • Senior Staff 2015/4 - 2020/3
  • 地球情報統融合執行役 2013/4 - 2015/3
  • センター長代理 2010/4 - 2013/3
  • 調査役 1997/4 - 2003/1
  • 研究副主幹 1995/10 - 1997/4

株式会社グローバル オーシャン ディベロップメント

  • 2004/1 - 2005/4

国土交通省

  • 船舶検査官/課長代理/調査役 1980/4 - 1995/9

国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構

  • 専門職 1988/9 - 1990/8

文部科学省

  • 専門職 1984/7 - 1987/4

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