船舶運航・管理のクオリティ維持・向上に関する経営のあり方について話せます

エキスパート

氏名:開示前


■背景
日本の大手海運会社では船舶管理は自社管理、外注、用船船主任せの3通りあります。
本来、そのすべてにおいて運航者である海運会社がコントロールしなければならないのですが、概して第三者に依存の度合いが深まるほどガバナンス度が低下し、責任の所在があいまいになっていきます。
それは船舶管理の中で、メンテナンスと乗組員の両方の管理について現れます。
また、日本人船員が培ってきた世界最高レベルの船舶運航ノウハウを、いかに外国人船員に伝承するかについて大きな障害が生じています。これについても私なりの持論を持っております。

私は商船三井で重量物船、タンカー、バルカーなどの船舶運航(配船)担当をし、また船舶管理に関する業務を管理職者として担当していた経験があります。
早期退職後は大学の研究者として、同様の分野を研究して参りました。多くの研究論文を発表しております。

■話せること
船舶運航・管理のあり方
船員の業務体制および教育訓練のあり方

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氏名:開示前

商船三井で28年間、国際ビジネスに従事したあと、研究者になりました。商船三井では、船舶運航、営業、財務、企画、物流事業などに従事。多くの海外の企業買収に関わりました。
海外経験はイギリスおよびオランダ。各6年。
イギリスでは金融子会社の取締役(現地トップ)として、多額の資金調達や資金運用を担いました。
オランダでは買収した老舗の物流会社を社長として経営しました。
オランダで退職後、オランダの大学で経済学の研究を行い、2006年博士号取得。論文テーマは「日欧の物流パラダイム比較研究」(英文)です。
同時に、オランダでコンサルティングオフィスを開業し、異文化経営などを中心にアドバイス業務に携わりました。
大学生及び大学院生対する講義経験あり。
2001~2001年 海運物流経済学修士課程開設スタッフとして経験あり。
日本に帰国後、東海大学で教授として国際物流に関する学科を12年間運営。定年後は福知山公立大学でさらに6年間教鞭を取りました。
海運については、外国人船員教育の在り方を研究しています。
港湾に関しては、過去20年近く、国の交通審議会港湾分科会をはじめとして、静岡県、大阪市、大阪府、京都府などの港湾行政へのアドバイスを行ってきました。
また、「日欧産業協力センター」の研修講師として、欧州の中堅ビジネス人を対象に日本のビジネス文化について講義を数回しました。
また、海運ならびに港湾政策に関する著書および論文を多数執筆しております。
現在は、経営学、海運論、港湾論、ロジスティクス論などをテーマとして、社会人教育(企業研修)に力を入れています。
また、2024年4月より海事研究協議会の代表理事を務めています。
日本人の英語教育については「NOTE」上に見解を掲載しております。https://note.com/shinoma/


職歴

篠原&アソシエイツ

  • 代表 2022/4 - 現在

京都府北部港湾広域利用推進会議

  • 委員 2018/4 - 現在

Vietnam Maritime University

  • Visiting Professor 2014/2 - 現在

東京エム・オウ・ユウ

  • 理事 2006/4 - 2024/6

静岡県地方港湾審議会

  • 委員 2010/6 - 2023/6

大阪府地方港湾審議会

  • 委員 2020/4 - 2022/4

福知山公立大学

  • 特命教授 2019/4 - 2022/3
  • 特任教授 2016/4 - 2019/3

大阪市港湾審議会

  • 委員 2017/7 - 2021/6

国土交通省

  • 委員 2010/7 - 2020/6

公立大学法人大阪市立大学

  • 非常勤講師 2018/10 - 2019/2

京都大学

  • 特命教授 2016/4 - 2017/6

東海大学海洋学部

  • 教授 2004/4 - 2016/3

Erasmus University Rotterdam

  • 非常勤講師 2001/8 - 2004/3

Shinohara Consulting Office

  • 代表 2001/1 - 2004/3

株式会社商船三井

  • 社長 1998/7 - 2000/9
  • 室長代理(本社での最終役職) 1973/4 - 2000/9
  • 取締役 1987/4 - 1993/1

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