商品開発や広告企画等目的に合わせたリサーチの企画や手法について話せます
■背景
・大手広告代理店からの依頼(エンドクライアントは大手日用品メーカー等)で、店頭でベビー用紙オムツを購入したお客様にアンケートを実施。購入に至るまでのプロセスを来店前の広告との接触状況、口コミ情報、店内での比較検討の状況などを調査し、広告と店頭プロモーションの検証と課題を明らかにした。
・日本で初めてのテーマパークの受容性を調査するため、グループダイナミクスインタビューによるインサイトのの確認とテーマパークに求めるポイントの探索、ターゲット、エリアごとの受容性をインターネットアンケート調査で実施。また、海外で行われているイベントの映像を見せてターゲットの反応を探る街頭ビデオインタビューを実施。
・毎月10店舗の定点観測調査。アルコール飲料売場の商品の陳列状況(フェイス、売価、特売状況、値引状況、販促状況をSKU単位で)を調査し、Excelでデータベース化し、各メーカー・商品の店頭でのポジションを分析。また、店頭陳列・販促状況は画像で提供。その情報から新規参入のための課題を明確にした。
・CVSの消費者キャンペーンの事務局運営と応募者データの分析。事務局運営は賞品の手配と発送業務。地方の特産品を賞品にする場合は、地方の企業とPマークに則った業務委託契約を結び、発送業務を依頼。応募者の分析は応募ハガキの場合は、ハガキを無作為抽出し集計。ネットでの応募の場合は、応募者データをダウンロードして集計。設定した賞品や購入商品によって、応募者数や応募者の属性を分析し、次回のキャンペーン企画の課題を整理した。
・水道管工事関係の企業の営業マニュアルを作成。顧客から相談が多い現場の作業スタッフ数名に対するヒアリングで、日ごろの仕事への心構え、準備、現場でのコミュニケーションのとり方、行動を整理し、本人も気がついていないファンを作るポイントを整理し、社内で共有できるマニュアルを作成した。
■話せること
・パッケージ化された調査手法に限らず、目的に合わせてゼロから行う調査設計・企画の仕方。
・店頭調査の方法。情報収集の仕方と得た情報の整理・加工・データ化・分析の仕方。
・成果の上がるグループインタビューの手法と注意点。
・企画書、提案書、報告書の作成の仕方(構成・ポイントだけでなく、時短のためのパワーポイントの使い方等)。