自治体と民間事業者による官民連携事業の進め方について話せます
■背景
14年間の行政経験を活かし、現在は個人事業主および一般社団法人で官民連携による事業づくりを行っております。
公務員時代は新規事業の立ち上げから実装までを任されることが多く、計画づくり、予算調整、庁内や商工会議所、JA、金融機関、民間企業、個人等の関係者間調整など、ゼロから多くの新規事業を立ち上げ、事業継続までを行ってきました。
【手がけた主な事業】
・農地の集約による大規模水田、いちご観光農園の整備
・地域の農産物の活用に向けた農商工連携事業
・行政、商工会議所、地域金融機関、民間支援機関の連携による地域企業支援プラットフォーム事業
現在は、民間(個人事業主、一般社団法人)の立場から、行政や民間企業と連携した事業づくりを行っています。
特に行政と民間企業・個人間の中間支援的な役割を担い、事業の構想段階から運用まで伴走しています。
【手がけている主な事業】
・起業家の育成(個人)
・行政、民間事業者、NPOの連携による観光コンテンツ造成事業の事務局、企画・実施(個人)
・大規模観光農園におけるAI活用に関する行政・生産者間のコーディネート(個人)
・流通業務施設の再編プロジェクトにおけるコンサルティングチームで、行政・民間企業間の調整(個人)
・ときがわ町の小中学校におけるGIGAスクール構想の実装支援(個人、一般社団法人)
・地域の特産物のブランディング(一般社団法人)
・9市町村連携による地域内就職促進事業の試行(一般社団法人)
・国営公園における電動モビリティの実証試験(一般社団法人、2022年9月開始予定)
■話せること
・行政の予算獲得に向けた動き方のコツ
・行政職員は何を考えながら行動するか
・行政特有の行動論理(法律、条令、計画など)
プロフィール 詳細を見る
職歴
一般社団法人ときがわ社中
- 理事 2021/3 - 現在
まなびしごとLAB
- 地域しごとづくりコーディネーター 2020/4 - 現在
越谷市役所
- 主幹 2018/4 - 2020/3
- 主幹 2014/4 - 2018/3
- 主事 2010/4 - 2014/3
- 主事 2006/4 - 2010/3
このエキスパートのトピック
-
支援機関や補助金を活用した中小企業の事業開発、異業種連携などについて話せます
¥30,000~■ 具体的な経験の内容 ・地域の商工会議所や金融機関、埼玉県、中小企業庁などと連携した地域プラットフォームを立ち上げ、これらが連携した中小企業へのサポート体制づくりと、実際のサポートを行っていました。 ・個別企業訪問によるヒアリング、経営課題の把握、補助金の活用支援、企業間マッチング、金融機関へのあっせんなどを行いました。 ■ 実績や成果 ・経営革新計画の認定とともに、補助金を活用しての新規事業や企業間マッチングの事例が初年度から数件生まれました。 ・継続した交流により、地域の企業経営者とのネットワークが構築されるとともに、企業情報をデータベースとして蓄積し、新規事業立案や予算獲得のための根拠資料として用いることができるようになりました。 ・地域プラットフォームでの他機関との連携により、地域の企業の相談窓口の一本化と支援の効率化ができました。 ■ そのときの課題、その課題をどう乗り越えたか ・各地域には行政、商工会議所、金融機関などの支援機関ごとに相談窓口が設けられていて、企業がどこに相談すればいいのかがわからないという課題があったが、地域プラットフォームを立ち上げることで、窓口を一本化できた ・それぞれの機関が個別に企業支援を行っていたが、連携して行うことにより、それぞれの強みを活かした効率的な支援が可能となった ・企業経営者とのネットワークがなく、新規事業のもととなる企業情報が不足していた。企業訪問などで情報を収集することにより、データベースとして蓄積し、新規事業立案や企業間マッチングにつなげることができるようになった ・また企業課題の把握により、適切な補助金活用を支援することができるようになった ■ お役にたてそうと思うご相談分野 ・地域プラットフォームの新規立ち上げ ・企業経営改善 ・補助金活用 ・地域経済分析システムRESASを活用した地域経済の現状分析 ・企業間マッチングでの注意点 など、お悩みに応じて柔軟に対応可能です。 ■その他 規模: 事業立ち上げから継続実施まで、中小企業 地域: 埼玉県越谷市 役割: プロジェクトリーダーとして事業企画・運営、マネジメント、関係者との連絡調整
-
農商工連携や六次産業化の進め方について話せます
¥30,000~■ 具体的な経験の内容 ・徹底したヒアリングにより、まずは農業者と飲食業者、食品加工業者のそれぞれの課題、ニーズを把握することからはじめました。 ・いきなり課題をすべて解決しようとせず、できるところから少しずつ実績をつくり、どんどんマッチングの輪を広げていくことを意識しました。 ・意欲的な参加者には、個別にマッチングやヒアリングの機会をつくり、新商品開発などをサポートしました。 ・継続して事業に取り組むことにより、コミュニケーションを円滑にできるよう信頼関係を構築しました。 ■ 実績や成果 ・それまで地場農産物を使っていた飲食店の掘り起こしと、新規の利用開始につながりました。(計10店舗以上) ・農業者と飲食業者、食品加工業者とのマッチングの場をつくり、両者で話をつくる関係づくりを行いました。 ・飲食業者や食品加工業者同士のネット―ワーク醸成にもつながりました。 ・地場農産物取り扱い店をまとめたWebサイトやPR用のパンフレットを作成しました。 ・地場農産物を利用していることを公開することで、地場農産物の認知度向上や農業者のモチベーションアップにつながった。 ■ そのときの課題、その課題をどう乗り越えたか ・地場農産物の通年の安定供給が課題だったが、事前に必要量を整理することで農業者は安心して生産できるようになった。 ・通年ではなく、供給できる季節を絞ることで、逆に季節感のあるメニュー提供ができるようになった。 ・飲食店のすべてのメニューではなく、少量でも地場農産物を使っていればいいとハードルを下げることで、新規参入を促しやすくした。 ■ お役にたてそうと思うご相談分野 ・地場農産物の利用を開始したい・拡大したい ・飲食業・食品加工業向けに農産物を出荷したい ・地域の農商工連携や地産地消を推進したい ・新たな特産品を開発したい など、お悩みに応じて柔軟に対応させていただきます。 ■その他 地域: 埼玉県越谷市 役割: プロジェクトリーダーとして事業企画・運営、マネジメント、関係者への連絡調整 規模: 事業立ち上げから継続実施まで。農業者・飲食業者・食品加工業者合計で20者以上のマッチングにつながった