Web2からWeb3への移行を支援するWeb2.5型事業設計について話せます
¥30,000~
■背景
2018年以降、主にWeb2領域での長年の経験を活かしながら、ブロックチェーンやNFTなどの新技術を、既存のビジネスモデルに無理なく統合する「Web2.5」的なアプローチを軸に事業支援を行ってきました。私はこれまで、スマートフォンアプリ、動画・ライブ配信、EC、コミュニティ型サービスなど複数のWebサービスで企画・開発・運営の責任者として、要件定義、開発ディレクション、KPI設計、UI/UX改善、グロース施策に至るまで、事業フェーズを問わず携わってきました。
その中で、Web3領域の理想論だけでは実装が難しいという壁に直面する企業や行政に対して、「Web2.5」という現実解を提示することで、既存のブランド・顧客基盤・業務システムを活かしつつ段階的な技術導入を可能にする支援を行ってきました。
たとえば、再エネ電力の“裏書き”としてNFTを活用する構想や、地域貢献型の来店証明にDIDを用いるコンビニエコシステム、舞台芸術の裏側(稽古・リハ)をNFTで記録して応援文化を資産化する仕組み、eスポーツとリアル施設(東京タワー)の参加履歴をトークングラフで可視化する事例など、様々な分野でWeb3技術を現実のビジネスや生活に接続するプロジェクトを推進してきました。
業務範囲としては、構想段階からプロトタイプの要件設計、組織間の合意形成、導入スキームの整理、現行CRMや認証基盤との接続検討など、多岐にわたるステップで伴走する役割を担ってきました。
■話せること
このトピックでは、Web3を理想論で終わらせず、既存のWeb2資産や運用フローに溶け込ませる「Web2.5設計」に関する具体的な支援方法や考え方についてお話できます。
たとえば、以下のような相談に対して実践的なアドバイスが可能です:
・Web3やNFTに関心はあるが、ユーザーや社内の理解が追いつかない中で、どのように段階的に導入していくべきか。
・自社のポイント経済やEC基盤に、SBT(譲渡不可トークン)やNFT証明を組み込むためのスキーム設計。
・Web3プロジェクトを社内で合意形成するための、ロードマップやPoCスキームの作り方。
・DIDやトークングラフなどの技術要素を、ユーザー体験を壊さずに活かす工夫や落としどころ。
・Web3的な“資産化”モデルをリアルな体験と紐づけることで、ユーザーのロイヤルティや再来訪を促進する設計。
実際に、紙チケット文化とNFTを両立させた舞台芸術向けの仕組みでは、既存のファン体験を損なわずにNFTの価値を伝える方法を考案。東京タワーのeスポーツイベント連動型では、既存のCRMとトークングラフを併存させ、徐々にDID導入を進めることで関係者の納得を得る形に落とし込んでいます。
いずれも「Web3を直接実装する」のではなく、「Web2に馴染ませてから、徐々に進化させていく」ことで現場と経営層のギャップを埋めていく設計が評価されています。こうしたバランス重視のアプローチに関心のある方とは、非常に相性のよいコンサルティングが可能です。
■その他
舞台芸術向けNFTプロジェクト「SoTheater」や、東京タワー×eスポーツ連動施策、再エネ電力のNFT裏書き構想など、多様な事例でWeb2.5的な導入を経験。実名開示できないものもありますが、すべて実際に構想~設計に関与しています。