水素燃料電池に関わる要素技術、将来性について話せます

エキスパート

氏名:開示前


■背景 
1996年FCEVの基礎研究チームに異動。設計プロジェクトリダーとして、燃料電池の発電システム、車載可能な燃料電池スタックの試作品を完成させ、実験車両に搭載した。
1999年米国ZEV方対応を睨み、市販用FCEVの開発プロジェクトで燃料電池開発責任者代行(責任者は化学屋)を務め、世界初となるFCEV用金属セパレーターやリサイクル可能なHC膜等を開発。自社内製燃料電池スタックを搭載したFCXを2004年秋日米で同日発売を開始した。
FCEV専用車の開発に着手。次世代モビリティに相応しく且つFCEVとしての特徴を最大限に取り込んだFCX Clarityを開発。FC発電システム統括責任者を務めた。FCX Clarityは2008年末に日米で発売された。
2009年、車載用燃料電池技術の黎明期から関わってきた知見を、FCEVの普及に活かすため、本社渉外部に技術渉外担当として異動。
芝刈り機からJETまでの幅広い技術領域の次世代の技術渉外を担当する。技術の普及には、それにまつわる法整備、インフラ協調やグローバルな調整の必要性を身をもって体験し、また、FCEVに限らず、幅広い次世代技術についてを学び、経験をし、国/自治体やアカデミア/学会、広く産業界等に多くの人脈を得ることができた。
2017年 定年退職

■話せること
①FCEVに関する技術全般、HEV、PHEV、BEVも技術の基本は、黎明期より関わってた為、熟知しています。
②産官学連携の実証実験からの、次世代自動車に対する社会需要製、社会親和性等。
③新しいモビリティ社会構築に必要な取り組み方、業界他社、海外との調整方法。

■その他
られも似た事のない、未知の次世代技術開発の経験、その技術を普及させ用途する際に立ちはだかる様々な壁、それに負けぬための信念の持ち方、等々。
新しい道を開こうとする方々の身になって幅広くご相談に乗ることが出来ます。

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氏名:開示前

○技術者としての創成期:
 昭和飛行機工業では、航空機内装備品の設計、空港レーダーの設計、等を担当。鉄、アルミ、複合材料を用いた構造物の設計を担当して来た。つくば万博で走行したHSST(リニアモーターカー)のフロア設計種担当後、退職した。
 1985年Hondaに転職。本田技研の研究開発組織、本田技術研究所で24年間パワープラントの開発に従事。専門は設計。
最初の10年間はエンジン補器の設計を担当。当時は「メカトロニクス」全盛の時期で、燃費改善、自動制御スロットルボディを(DBWまたはTBW)を基礎研究から量産開発まで設計担当、プロジェクトリーダーとして1995年のNSXから搭載した。
これまで機械式に拘ってきた自動車技術者にとって、電子制御スロットルの採用は、大きなブレークスルーとなり、クルマの基本である、走る(TBW)、曲がる(SBW)、止まる(BBW)にITS技術が融合し、現在のAD/ADAS技術へと展開されてきたのである。
1996年から約24年、次世代自動車技術の研究に従事、水素燃料電池の将来の環境技術としての可能性と将来性を理解し、燃料電池車の開発に従事。基礎研究から量産開発までを担当し、管理職に登用され、燃料電池本体の開発責任者代行、燃料電池作動システム機能統括等を務めた。技術の鍵となる”水素”はようやく近年、次世代のエネルギー源として有望視される様になってきた。
Hondaでは、1995年頃、BEV専用車”EV-plus"を発売しており、BEVに関する基本的な長所/短所は知り尽くしており、ICVがBEVに置き換わることは無いものの、MEV以下の乗り物には親和性が高いこと。大型、長距離を走る乗り物にはFCEVとの親和性が高いこと。
から、大型乗用車、バス/トラック、鉄道車両、産業機械 等へはFCEVの親和性が高いこと。
現在のインフラが活用できる(インフラ投資が不要な)HEVが乗用車の主流になるとの基本的な考え方は変わっていない。
 1994年 日米で発売した「FCX」には世界初FCV用金属セパレーター使用の内製スタックを搭載。
 1998年 日米で発売した世界初FCEV専用車「FCX Clarity」には、FCEVとして最適発電システムを搭載した。

○技術専門領域の拡大、業界を越えた人脈形成期
1999年、開発部門から本社(本田技研工業)に異動。技術担当部長として、約8年間は自身の開発技術専門領域である、次世代自動車技術に関する知見を活かし、燃料電池車、電動車両(PHEV、BEV、MEV等とITS領域)の市場投入、次世代自動車技術の導入・普及に向けた多くの産官学連携実証実験プロジェクトや国が海外向けに次世代技術をプレゼンテーションするプロジェクト責任者や経産省/国交省/環境省/内閣府等の補助金事業等、産官学連携実証実験を担当し、革新技術の立ち上げに向けた渉外活動を技術者の知見を活かし渉外活動と社内の取りまとめを担当した。
自動運転(ITS)に関しても、経産省、国交相、総務省とや同業他社、異業種、学との普及に向けた取り組み推進を担当。
国交省主催の超小型モビリティの実証実験では、地方自治体、学との連携により、実証実験を推進した。研究所時代は、クルマのパワープラント開発が主体でしたが、技術渉外担当となってからは、パワープラントはもとより、それを支えるインフラ技術、社会需要性等々、次世代モビリティ全般に関する案件の対応を通して、モビリティに関する幅広い知見を得られました。
幅広い知見、経験を活かし、経産省の次世代技術ロードマップ策定メンバーや海外政府との次世代技術に関するMOU締結、次世代技術普及促進に向けた「研究組合」の立ち上げ等のに尽力等の豊富な経験が私の武器です。
 
 Honda退職後は、(公社)自動車技術会 規格課にて、自動車技術の規格化(ISO、SAE、JIS、JASO等)のプロジェクトリーダーを歴任。
その後、2018年から on.cpmpanyとして、自動車の環境技術を基礎として、次世代モビリティの行方や世界中の環境関連情報を収集、整理した上でのコンサルタント、アドバイザー、技術顧問、講演活動、大学の特別講師等を歴任して来ました。
現在は、某企業の技術アドバイザー、某大学から非常勤講師の打診を受けております。

 エンジニアとしての歴史を振り返ると、世の中にないもの、新しいものの基礎研究から量産開発までを一気通貫で担当させてもらえる好機を得られた事には感謝するのみである。開発当時は批判が多かった中での新しいものの技術開発は苦難の連続でしたが、気が付くと、その時の多くの技術が時を経て、次世代モビリティのブレークスルーの鍵を握っているものばかりであると言う事実には驚くばかりです。エンジニア冥利に尽きるとともに最新の技術動向の調査を続ける毎日です。
重ねて、Hondaでの32年、量産車開発とは縁が薄かったが、一貫して、次世代の革新技術の立ち上げを担当できたこと、「ないものをつくる」ことは、実に苦しく辛く、闇の中を手探りで進むような毎日であったが、貴重な経験の連続であったが、貴重な機会を得るチャンスを得られたことに感謝している。
上記の様にモビリティに関する環境技術、要素技術、必要技術、社会需要性に基づく技術の展開予測等々、幅広い領域の経験に基づく技術の繋がりや俯瞰的な視点での意見、幅広い知見や人脈持つ私の強みを活かし、クライアント様の疑問やご質問に対し、課題に関わる技術の根幹、成り立ちから(そもそも・・・だから、こうなって行く・・・)を解りやすく、丁寧にご説明させて頂きます。
技術者にありがちな「木をみて森を見ず」は、私には当てはまらず、技術を軸に技術に必要な社会的需要製、社会的親和性の観点をお始め、多角的/俯瞰的に見た観点でのお話ができることが私の価値だと信じております。
尚、謝礼金額は高めに設定しています。これは、しっかりとしたアドバイスができることに加え、技術情報を得る事に対するリスペクトのないクライアント様と関わる事を望まぬからです。
その点、ご理解いただければ幸いです。場合により交渉には応じます。
よろしくお願いいたします。


職歴

日本大学理工学部機械工学科

  • 特別講師 2021/10 - 現在

ザマ・ジャパン株式会社

  • 技術アドバイザー 2021/1 - 現在

社名非公開

  • フリーランス 2018/10 - 現在

公益社団法人自動車技術会

  • プロジェクトリーダー 2017/7 - 2017/12

本田技研工業株式会社

  • 次世代モビリティ技術 担当部長 2009/1 - 2017/1
  • 主任研究員 1999/4 - 2008/12
  • 研究員 1996/4 - 1999/3
  • 研究員 1985/5 - 1996/3

社名非公開

  • なし 1981/4 - 1985/4

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謝礼金額の目安

¥70,000 / 1時間

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