農作物の物流網・6次産業化と食品流通について話せます
¥50,000~
【アグリ事業部】
1.高付加価値型・契約栽培事業の推進
京野菜(九条ネギ、京水菜、万願寺とうがらしなど)を中心に、主に業務用や加工用野菜の安定供給を目的とした契約栽培事業を展開。大手食品メーカーや外食産業と連携し、品質基準、収穫時期、供給量を厳密に管理することで、生産から販売までのサプライチェーンを最適化し、生産者の所得安定と顧客のニーズに応えました。
2.就農・営農支援サービス(受託作業から定住支援まで)
農家からの依頼を受け、耕作放棄地再生、種まき・収穫代行、農機のメンテナンス・斡旋といった農業全般にわたる受託作業を提供。さらに、深刻化する獣害(イノシシ、シカなど)への対策(電気柵設置、捕獲支援)を包括的にサポートしました。
新規就農希望者に対しては、出資ならびに中古農機の調達支援、古民家の紹介やリノベーション支援まで、地域への定住と円滑な就農をトータルでサポートする体制を構築しました。
3.インバウンド向け観光農園のプロデュース・運営支援
地域活性化の一環として、インバウンド観光客をターゲットとした観光農園の立ち上げや既存農園の活性化を支援。多言語対応の案内体制整備、日本文化体験(収穫体験、農業体験と食文化の融合)プログラムの開発、外国人観光客の誘致に向けたプロモーション戦略策定を通じて、交流人口の拡大に貢献しました。
【6次産業化部門】
1.地域農産物の高付加価値化と国内外販路開拓
生産者団体「天と地と」に加盟するPROメンバーが生産する高品質な野菜を厳選し、独自性の高い加工食品(フリーズドライ野菜、無添加ドレッシング、漬物など)へと高付加価値化する事業を推進。
開発した加工品は、国内の高級スーパー、百貨店、専門ECサイトに加え、海外(台湾、シンガポール、香港など)へも積極的に輸出し、新たな市場を開拓しました。これにより、生産者の収益向上と、地域産品のブランド力強化に貢献しました。
【アグリ・マーチャンダイジング事業部】
1.地域ブランド野菜のブランディングと商品開発
生産者団体「天と地と」加盟農家が丹精込めて生産した野菜に対し、その品質や生産者のこだわりを伝えるストーリー性のあるブランディング戦略を立案・実行。
商品の魅力を最大限に引き出すパッケージデザイン、ロゴ開発、ラベルデザインを手がけ、単なる農産物ではなく、高価格帯で取引される付加価値の高い「ブランド野菜」としての市場価値を確立しました。これにより、生産者の収益性向上と、消費者の購買意欲を刺激しました。
【生産者団体「天と地と」の事業活動】
・京都丹波・丹後地域における協働生産体制の構築と運営
京都の丹波・丹後地域を中心とした複数の生産者と連携し、持続可能な農業を志向する協働生産体制を構築・運営。生産技術の共有、品質管理の徹底、共同出荷体制の確立を通じて、高品質な農産物の安定供給を実現しました。
・地域の気候風土や土壌特性を活かした、付加価値の高い農産物の栽培方法を確立し、地域全体の農業の振興と、生産者の経営安定化に貢献しました。