摺動材料の材料選定について話せます
■背景
自動車向けブレーキパッドの組成開発に従事していた。
組成は約20種類の原材料から構成される為、有機無機問わず各材料の特徴を抑えたり、トライボロジーの現象を踏まえた材料選定のスキルを培った。
当時のお客様は日系大手メーカーであり、世界的にも標準的なブレーキニーズを捉えていた。
■話せること
トライボロジーの現象を抑えた材料選定のノウハウ。
例えば、ブレーキパッドの場合、効き、摩耗、鳴きの3要素をバランスよくすることが重要だが、これがお客様や車種によって要求性能が異なる。
その為、最新のブレーキのニーズをヒアリングしつつ、各材料の物性を抑えつつ、要求を満たす為の材料選定スキルを培ってきた。
これまで取り扱った材料は、熱硬化性樹脂、有機繊維、無機繊維、金属粉、金属酸化物、金属硫化物、有機フィラーなど。