企業等における発達障害(傾向)の従業員対応について話せます
■背景
臨床心理士、公認心理師として15年あまりカウンセリングをしてきました。
法人向けのメンタルヘルス支援をする中で、発達障害(ADHD、ASDなど)と思われる従業員が一定数おり、
ミスの多さ、コミュニケーションの噛み合わなさなど、対応に苦慮されておられる人事・経営者の方からお話を聞くことがあります。
従業員のほとんどは通院しておらず診断がない状態なので、ご本人に自覚がない場合が多く、
一方で管理職の方にも十分な知識と理解があるとは限らず、パフォーマンスや双方の関係性も含めてトラブルになっているケースをよく耳にし、ご相談を頂きます。何かお力になれればと思い、トピックとして作成しました。
■話せること
【以下のような従業員様への対応をお話できます】
・同じミスを繰り返し、注意や指導をしても変わらない
・こだわりが強く仕事のパターンを変えられない
・コミュニケーションが取りにくい、噛み合わない、意図が伝わりにくい
・複数の指示が入りにくい
・他者と協力して動くことが難しい
・感覚の過敏・敏感さがあり不安を感じやすい
■その他
【これまで行った対応の一例です】
・ミスが減るような環境調整や指示の仕方
・口頭でのコミュニケーションが苦手な方向けの代替手段の検討
・本人特性と業務内容のマッチングの検討
・上司、管理職の方への研修