決算書の分析と経営課題の抽出、解決に向けたサポートについて話せます
リース会社の営業・審査に28年間携わり、クライアントへの様々な助言や多くの債権回収の場数を踏み、リスクマネジメントの経験値を高めてきました。現在は経営コンサルを行う傍ら、某大手信用調査会社から企業の信用調査・分析業務等も請け負っております。以上の経験から、他社と比べて貴社は何が違うのか、どのような改善を行なえばよいのか等のサポートやアドバイスができると考えております。
例えば決算書の数字を並べ、分析することで以下の問題点や課題が見えてきます。
〇資金繰りが厳しいのはなぜか?(棚卸資産、売掛金等のバランス、当社は業界平均と比べてどうなのか?)
〇利益率(原価率・変動費率)に問題点は無いか?
~無駄な固定資産は無いか、販売管理費の内訳や割合は適正か、損益分岐点はどこにあるかetc
〇銀行が融資を渋る理由は何か?~銀行等金融機関は決算書のどこを重視するか。
〇販売管理費(人件費、広告費等)の割合は業界平均と比べてどうなのか?
【財務諸表から読み取れること】
会社の経営においては、所有している資産を無駄にせず、如何に回転させ、収益を上げさせられるか重要なポイントとなります。例えば売掛金や棚卸資産の保有期間を短くすることで、資金繰りを安定させ、金融機関からの借入減少によるコスト削減に繋がります。貸借対照表の中には経営者の方が気づかない多くの無駄な資産が潜んでいることがあります。保有していても収益を生まない資産(不動産も含む)は早く処分又は売却することが経営効率化の第一歩です。又、販売業であれば例えば各商品の利益率と在庫回転率をかけわせ(交差比率)、分析することで、一番ベストな品揃えを実現し、収益性の高い経営を目指すことも可能です。
もう一つ重要なことは「回収」です。既述の通り、売掛金の回収を早めることも大切ですが、貸し倒れや回収遅延は絶対に避けなければなりません。その為にも相手先の財務状況を分析し、与信をしっかり見極めることは非常に大切なことです。この企業と取引しても大丈夫だろうか?又、取引するのであればどのうような善後策を取っておくべきだろうか?微力ながらそのような悩み事解決のサポートができれば幸いでございます。
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職歴
F-WorksPlus
- 代表 2020/10 - 現在
社名非公開
- 次長 1992/4 - 2020/9
このエキスパートのトピック
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信用調査会社の評点の仕組みや調査を受けるメリット、デメリットについて話せます
問い合わせ■背景 経営コンサルタントとして、信用リスクの管理に携わってきたほか、リース会社に在籍中も多くの企業の信用調査業務を行ってきました。 ■話せること 調査会社に自社のデータを掲載することへの不安をお持ちの方は今でも大勢いるかと思います。 調査会社から取材を受けるメリット・デメリットを分かり易く解説できるほか、評点の根拠、仕組みについてもご説明できるかと存じます。
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EV車の今後の展望について話せます
¥30,000~■背景 これまでの自動車リースの経験に加え、現在も自動車リース業界とEV車の見通しについての研究・分析を行っております。 また、経営コンサルとして、モビリティ全般に関するサポートやなども手掛けており、リース会社や関連企業の戦略・データを併せながらの解説も可能です。 ■話せること EV車の今後の展望や普及までの問題点・プレーヤーの事業戦略について、リース会社の立場からお話しできます。 国内メーカー各社ともEV車に関するビジョン・戦略を打ち出していますが、欧米や中国に比べると普及は遅く、今後の展開も見通せない状況となっております。 その背景にはインフラの整備の遅れ、高価格、電力供給など日本特有の課題がありますが、自動車リース会社の今後の動き次第では、一気に普及が広がる可能性があります。特にサーキュラーエコノミ―が求められる昨今、これまで蓄積したリース会社のリサイクル・リユースのノウハウはEV車の普及には不可欠な要素と考えます。 EV社会に向けて今後のリース会社のあるべき姿や新たなビジネス戦略などついて、これまで蓄積した知見やデータなども参考にしながら解説いたします。
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カーシェアリング事業の収益構造、プレイヤーの事業戦略などについて話せます
¥30,000~■背景 前職にてカーシェアリング事業の新規立上げに従事し、許認可からシステム開発、ステーションの開発・事業運営に関わってきました。 ■話せること 同事業に関するKSFや収益構造、事業展開における課題などについてコメントできるかと存じます。 また、現在も同事業の見通しや主要プレイヤーの動向などについて分析・調査を行っておりますので、お気軽にご相談ください。