近未来のカーボニュートラルを目指したゴミ処理施設の姿について話せます
■背景
都市ごみを扱うゴミ処理施設に関する問い合わせに関して自らの経験と最新動向に基づき意見交換した。
■話せること
今までに経験した内容及び知見を下記に示します。
(1)持続可能な社会とは、すべての人々の安全で包摂的かつ公平な未来を実現するための、低炭素で資源効率に優れ、環境保全に配慮した社会である
(2)気候変動は、地域レベル、世界レベルでますます大きな脅威となっている
(3)政策立案者、自治体、企業、投資家の、健全な科学に基づいた気候リスクと将来に関する理解
(4)持続可能な開発目標(SDGs)を達成するには、国、都市、コミュニティの制度的枠組みと政策立案プロセスにおいて、持続可能性を主流化することが不可欠
(5)国や地方自治体、企業、市民社会と協力して、環境保全策を改善し、SDGsの達成に向けて活動する
(6)「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成
(7)自然資源と生態系は地球の健全性と人々の健康のための基礎をもたす
(8)生物多様性、森林管理、レジリエントな生活、水資源といった広範な環境課題に関する実践的なソリューションを提供
(9)持続可能性〈サステナビリティ〉とは、環境学的には、生物的なシステムがその多様性と生産性を期限なく継続できる能力のことを指す
(10)持続可能性は組織原理としては、持続可能な発展を意味する。すなわち、人間活動、特に文明の利器を用いた活動が、
将来にわたって持続できるかどうかを表す概念であり、エコロジー、経済、政治、文化の4つの分野を含むものとされる。
(11)CCUSは、CCU(Utilization)とCCS(Storage)に大別することができる
(12)CCUは、CO2の直接利用とカーボンリサイクルに分類することがでる
(13)カーボンリサイクルは、大気中へのCO2排出量を抑制すべく、CO2を資源として化学品や燃料などの原料に使用する取り組み
(14)CCS(Carbon dioxide Capture and Storage)は化石燃料を燃焼することで発生するCO2を分離・回収し、地中深くの特定の地層に圧入し、安全・確実に貯留・固定化するというもの
(15)CCUだけでは2050年のカーボンニュートラルの達成へのロードマップを描くことは難しく、CCS実用化が重要なカギを握ると言われる
(16)コストをかけてCO2を地中内に貯留してもプロダクトを生まないCCSに対して、経済的持続性を如何に付加できるかが課題となっている
(17)環境省 カーボン・ニュートラルの定義
(18)市民、企業、NPO/NGO、自治体、政府等の社会の構成員が、自らの責任と定めることが一般に合理的と認められる範囲の
温室効果ガス排出量を認識し、主体的にこれを削減する努力を行うとともに、削減が困難な部分の排出量について、
他の場所で実現した温室効果ガスの排出削減・吸収量等を購入すること又は他の場所で排出削減・吸収を実現する
プロジェクトや活動を実施すること等により、その排出量の全部を埋め合わせた状態をいう(環境省定義)
(19)合成燃料は天然ガス,石油随伴ガス,石炭,バイオマスなどの非石油系の炭素資源から,分解,合成,異性化,水素化
などの化学反応により製造する(石油代替)液体燃料のことをいう.メタノール,ジメチルエーテルなどの含酸素液体燃料に加
え, MTG法,フィッシャー-トロプシュ合成によって得られる合成炭化水素,あるいは石油精製工程で副生する
軽質オレフィンから合成した重合ガソリンなどをさす
(20)「一次エネルギー」とは、加工されない状態で供給されるエネルギーで、石油、石炭、原子力、天然ガス、水力、地熱、
太陽熱などである
(21)自治体へのスーパーシティ/スマートシティ/地方創生としての提案
(22)1次エネルギーの有効利用/エクセルギー評価/コ・プロダクション
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職歴
職歴:開示前
このエキスパートのトピック
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センサーを駆使した居心地が良い大型・小型船の自動運転について話せます
¥50,000~■背景 大学4年生、大学院時代に波や流れに感心があり流体力学研究室で卒業論文や 修士論文を大学に提出した。 2024年現在も港から出航する船や海原を進む船を見ると楽しい。 昨今、自動車の自動運転、ロボットの自律運動、遠隔操作、深層学習 の技術進展が目まぐるしい。 海原を行き来する大型・小型船においても近い将来自動運転(自律運転) が実現する可能性も高い。 大手船舶メーカH社のエンジニアと”居心地が良い大型・小型船の自動運転” の実現に向けて意見交換を行った。H社の今後の実用化開発が楽しみである。 ■話せること H社との意見交換では下記のキーワードを意識し議論した。このキーワード については意見交換が可能です。 (1)波の計測システム (2)波の観測 (3)船の応力 (4)ジャイロ (5)IMU(慣性計測装置) (6)レーダー式波高計 (7)ドップラー式は波高計 (8)気象計 (9)ブイのスマート化 (10)ミリ波レーダー (11)レーダー波浪観測装置 (12)マイクロ式波高計 (13)LiDAR(ライダー) (14)ドローンを用いた波の状態測定 (15)海洋ドローン (16)水中ドローン (17)波数、周波数スペクトル (18)振動・騒音の発信源の特定 (19)船舶の乗り心地評価 (20) 船舶設計とシミュレーション (21)船舶の模型実験 (22)船舶の模型実験と相似則 (23)デジタルツイン設計 (24)波観測と多画面表示 (25)自働走行と自動着桟 (26)音響多重通信測位装置(SSBL) (27)超音波流速計(ADCP) (28)GNSS (29)RTK‐GNSS (30)DFFAS (31)MEGUMI 2040
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微生物がCO2とH2を利用し燃料、化学製品、食材を製造するについて話せます
¥50,000~■背景 細菌を含む微生物達は様々な機能を有している。 酵母は味噌、醤油、アルコール、パン等でヒトを豊かにしてくれる。 私は2000年頃メタン発酵菌を使用したゴミ処理工場を建設したことがある。 当然ゴミからメタンが発生する。そのメタンで発電して電力供給した。 2004年には産総研が発酵菌を利用した水素とメタンを生成した。 20年後の2024年現在水素を作る細菌(水素細菌/水素酸化菌)の研究が 盛んになっている。もともとヒトの大腸菌からは多量に水素が生成され ている。 水素細菌は地球環境問題となっているCO2を食べてヒトに有用な タンパク質や化学物質に変換する面白い機能がある。光合成に おいてCO2を吸収する機能と類似するところがある。 欧米そして日本でカーボンニュートラル2050を目指し化石燃料 からでなく水素細菌で厄介者のCO2を吸収しながら化学製品や 肉そして燃料を作るプロジェクトが進行中である。 微生物がヒトそして地球環境を守るかもしれない。 2024年10月大手化学メーカからの水素細菌に関する問合せがあり本内容を レクチャーした。 ■話せること (1)FeFe型ヒドロゲナーゼ (2)FeNi型ヒドロゲナーゼ (3)水素生成菌 (4)ガス発酵 (5)TCA回路と逆TCA回路 (6)トリカルボン酸回路 (7)クエン酸回路 (8)クレブス回路 (9)ゴミからエタノール製造 (10)ATP/ADP (11)Acetyl-CoA (12)NADH (13)NADPH (14)FAD/FADH2 (15)嫌気性 (16)好気性 (17)暗反応 (18)光発光水素生産 (19)水素細菌 (20)水素酸化菌 (21)ソーラーフーズ社 (22)シアノバクテリアからの水素生産
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1級管工事施行管理技士の取得方法とその役割と社会貢献について話せます
¥50,000~■背景 1級管工事施行管理技士とは、給排水設備や空調設備などの配管工事の施工管理に関わる高い技術と知識を持つ専門家として認められる国家資格です。 昭和57年(1982年)に本資格を取得し、下記の設備やプラントの専任技術者や現場代理人を務め社会貢献を行っています。 (1)原子力発電所換気空調系設備現地工事 (2)火力発電所環境装置の現地工事 (3)古紙再生設備の現地工事 (4)水素スタンドの現地工事 (5)カーボンニュートラルエネルギー供給設備の現地工事 (6)燃料電池の据え付け工事 (7)火力発電所排水設備の現地工事 (8)熱帯植物園向け熱供給設備の現地工事 今回(2024年9月)台湾系企業より日本国内で半導体に係る設備工事に関する技術指導依頼があり経験と知見に基づき技術指導を行いました。 ■話せること (1)専任技術者 (2)主任技術者 (3)建設業許可申請 (4)建築確認申請 (5)建設業法