農業林業水産業の問題点・課題について話せます
一昨年、東京でのサラリーマンを早期退職して、山口県で農林家民宿を開業しました。林業は森林組合にて1年間作業員を経験し、農業は中山間地域で栽培可能なわさび等に取り組み、山間地で特に増える「耕作放置地」及び「施業放棄林」を活用するべく取り組んでいます。
農業や林業は経済的に、また、技術的に取り組むことが難しく、長期にわたる準備がないとアウトカムに繋がらないという現状にあります。この世界に飛び込むまでの計画の段階で、その様な状況は理解していましたが、実際に取り組んでみると、想像以上に困難が伴う事業であることがリアリティを伴いわかってきました。
起業として農林業に取り組みたいと考えている方々や、企業での新規事業で農林業を選択しようとしている会社も多いかと思いますが、参入の前にしっかりと理解しておくべき本質とはどの様なものであるのか、また、災害の増加、獣害、景観・伝統の保全など、社会的な課題の原因となっている中山間地域をいかに持続化するか、など、主に中山間地域での農林業を社会的な背景をもとに議論ができます。日本の国土の保全、食料、健康、災害に関わる安全保障など、東京一極集中が相変わらず続く情勢の中、今後地方の中山間地域の社会的位置がますますクリティカルになるものと考えられます。
実践と結果に基づき、上記の社会的経済的課題やソリューションについてお話ができます。地方創生とも関連した情報の提供も可能です。また、行政で働いた経験も活用して、地方公共団体、農林水産省・総務省の政策などについて議論が可能です。
また、水産業に関わるビジネスも長年行ってきましたので、養殖等水産業についてのインタビューへも対応可能です。
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職歴
職歴:開示前
このエキスパートのトピック
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海外他での委託製造、GMP生産、GRAS 他認可取得について話せます
¥50,000~■背景 微生物により生産する飼料添加物、食品添加物、機能性食品素材を開発し、海外および国内において委託製造先を探索し商業生産に漕ぎ着けました。素材メーカーとして、GMP生産技術移管、生産管理、生産効率向上、査察対応、管理などに携わりました。 ■話せること 上記の素材、原薬、原料の承認申請を欧米他各国で行い、委託生産を実施しました。また、素材メーカとして海外および国内でGMP製造、販売を行い、品質保証・管理・RAの統制を行いました。新規素材、原薬、医薬品の開発・製造・販売・治験/非臨床試験実施等について話せます。
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海外展開新規事業・子会社の開発・推進・管理・経営(バイテク)について話せます
¥50,000~■背景 ☆2002〜2011年、技術開発した発酵生産物の海外生産・販売・ローンチを責任者として遂行しました。 2011〜2016年、海外バイテク子会社CEOを任され、その後の14〜17年のグローバルゼネラルマネージャーと合わせて、業容を大幅に拡大させました。 いずれも海外での展開と技術を事業にし、採算化と業容拡大を達成しました。 ■話せること ☆技術開発のツボとその技術をいかに独立採算化に結びつけていったのか、事業開発・管理についてお話しできます。 ☆結果をせっかちに求める会社を宥めすかしながら、生産性の向上、認可の取得、顧客の特定と営業等、多くの課題をチームで解決していきました。開示できる範囲でその内容をお伝えすること、技術開発に同じくそのツボを解説します。 ■その他 手がけた事業は経営方針で売却されましたが、事業を伸ばして未来の軸にする重要性などについてもお話しできます。https://www.nikkei.com/article/DGXMZO28750540Z20C18A3TI1000/
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カロテノイドについて話せます
¥50,000~【関係するビジネス経験】2002〜11年に、サーモン養殖に関わる飼料添加物(色素)の事業開発をリードし、サケ養殖業界との密接な繋がりを持ってビジネスを行いました。具体的にはサーモン養殖に必須である色素を微生物で生産する技術を開発し、FDAおよびEU他の認可を取得、製造委託先をマーケットであるスコットランド・ノルウェーに近い欧州で構築し、販売網・供給体制を築き、チリ・欧州・カナダオーストラリアのサケ養殖飼料企業に販売しました。国内でも同様に販売しております。現在も販売は続いておると思います。 1988〜1991年には東京大学海洋研究所にて魚類の下垂体ホルモンに関わる研究に関わり、サケ浸透圧調節の第一人者である平野教授に師事し、今も兄弟弟子である魚類生理研究、サケ類研究の最前線にいる研究者・アカデミアと交流があります。その縁から、現在地方創生に取り組む中で、中山間地域あるいは海域で取り組めるサケ科魚類の増養殖を事業化する活動も計画中です。 上記サケ養殖関連事業の立ち上げにおいて、養殖に使われる色素(カロテノイド)の事業化を実施の過程においてその他のカロテノイドについても研究開発の過程で多く見出し、抽出製造方法などを確立、健康食品素材やサケ養殖以外への応用を検討しました。カロテノイドの資源は世界中、農産物他からの供給が可能であり、生理作用も数多く解明されており、多くの素材が世に出されています。しかしながらまだまだ普及は十分ではなく、これらカロテノイドの資源化(供給方法の確保)・ビジネス化(応用研究、臨床研究によるエビデンス収集から製造方法確立して販売)についての話ができます。カロテノイドに詳しいアカデミアとのつながりもあります。