失敗しない【新規事業の創り方】ソニーの黒歴史から振り返る教訓について話せます
1997年スティーブ・ジョブズがアップルに復帰、1999年ソニー創業者の盛田昭夫が死去、その頃私はアメリカに赴任中で、何か他人事のように二つの事件を聞いていました。
それから約15年後に私が早期退社するような状況にソニーがなるとは全く思ってもみませんでした。
私のサラリーマン人生は60歳の定年を前に終わることになりましたが、ソニー社員として見聞きしたことを今振り返ってみると学ぶことは少なくありません。
特に勝ち組であるアップルやサムソンとは、急成長の前から業務上での関わりもあり、その当時には気づかなかったことが、今のソニーやシャープ凋落のキッカケになったことがわかりました。
今や巨大企業となったアップルやサムスンも次の成長のために新しいビジネスモデルを模索していると聞きます。
今後IoTやAI技術がメインストリームになると言われていますが、どのIT企業も将来の成功を約束するキラープロダクトを開発できていません。
日本でも新規市場を創生するベンチャー企業が誕生する環境は整いつつあります。
しかし、若いベンチャー企業が将来に渡って欧米や韓国・中国企業との競争に打ち勝ち続けていくには、ソニーやその他大手家電メーカが犯した過去の失敗から学ぶ必要があると考えます。
偶然にも直接または間接的にアップルやサムスンの関係者と関わりを持つことができた私が、知り得た情報を皆さんと共有して将来のビジネスモデルと新規事業創出のヒントとなれば幸いです。
プロフィール 詳細を見る
職歴
株式会社あのころコミュニケーションズ
- 2015/5 - 現在
LG Electronics
- 2011/1 - 2014/2
ソニー
- 1984/4 - 2010/12