toC向けサブスクリプション(月額)サービスのプロジェクトマネージャー
■ 具体的な経験の内容
toC向けに役務を月額で提供するサブスクリプションサービスを運営する中で以下の経験があります。
・サービス企画および事業計画の策定
・協業先(役務サービス)の調達、ビジネススキームと収益分配の提案
・サービス全般の要求定義と一部要件定義
(サーバー構成/データベース/UI/ユーザー管理/決済などのバッチ処理)
・決済代行会社の選定とシステム連携(キャリア決済/クレカ決済)
・カスタマーサポートの業務フローおよび対応マニュアル作成
■ 実績
・単月黒字 :サービスリリースの6ヶ月後(開発費は減価償却で計上)
・開発費の回収 :累計営業利益で800%
・カスタマーサポート:月の問い合わせ件数はユーザー数に対して0.1%
*開発費、ユーザー数、営業利益率、解約率、広告宣伝費など実数は守秘義務にあたるため一般的な数値でお話します
■ そのときの課題、その課題をどう乗り越えたか
取引先にサブスクサービスを運営している企業が多かったため、企画や事業計画(継続率などの重要指標選定と目標設定)は知見から現実性を持って作成することができました。広告代理店の強みを生かし、ユーザー獲得の根拠や想定も強かったため、協業先への提案はスムーズに受け入れられ収益分配の調整で若干苦戦した程度です。
課題は開発段階で、特に決済代行会社との連携を想定したユーザー管理(個人情報と契約情報)の方法や毎月の決済バッチをどのように負荷軽減するかなどに時間を要しました。エンジニアと相談をしながら、ユーザーファースト(分かりやすさ・使いやすさ)を貫いたことで数ある開発の選択肢から適切なものが選べたと考えます。
サービスの特性上ユーザーの解約率が低いこともありますが、カスタマーサポートの見直しも随時行いユーザー数に対して問い合わせの数を少なく抑えることで、コスト圧縮にも繋がっています。
■ お役にたてそうと思うご相談分野
・サブスクリプションのトレンド(参入業種やユーザー動向)
・サブスクリプションサービスの収益構造(必要コストの項目と相場観)
・サブスクリプションサービスの重要指標と平均値、想定P/L作成
・決済方法などサブスクリプションサービス開発時に満たすべき重要要件
・プロモーション方法
■その他
役割: プロジェクトマネージャー