化学薬品製造業の原価計算システム・予算統制システムの構築について話せます
■ 具体的な経験の内容
基幹システムであるSAPを使用して、品目別(管理コード数ベースでアイテム数100万超)標準原価及び損益情報の管理を実施しました。具体的には、品目ごとの詳細な製造レシピを確認し、原価マスタ設定の妥当性の確認を行う業務を実施しました。また原価管理と別にAccessを使用した売上粗利益管理システム使用し、アイテム別、分野別、代理店別など多様な切り口で営業部門及び経営層へ売上・粗利益情報を提供する業務を行いました。
■ 実績や成果
SAPの原価マスタと連動したAccessによる品目別限界利益計算システムを構築し、営業部門が適切なプロダクトミックス戦略を採れるよう情報提供を実施しました。
■ そのときの課題、その課題をどう乗り越えたか
システム間の適切なデータ連携の構築、Accessによるデータベースの構築が課題となりましたが、経理として必要な要件とシステム的に実現可能な設計の両立を検討し、適切なシステムを構築することができました。
■ お役にたてそうと思うご相談分野
経理部門の中でも管理会計を中心として、業務経験を蓄積してきました。具体的には、Accessによるデータベースを駆使し、アイテム別、部門別、顧客別等の多様な採算性管理を行うために必要なシステム設計や運用について自信を持っています。またAccessについては、前述のとおり自分自身で業務システム(限界利益計算システム、棚卸増減管理システム他)を構築した経験があります。Accessを使用した管理会計システム構築に関してお役に立てると考えています。