社内契約ひな型の構築、体系的整理
■ 社内の売買契約、業務委託契約、秘密保持契約といった典型的契約から、工事請負契約、システム開発契約等の契約書雛型の内容をレビューし、自社のスタンスを確認した上で、相互に矛盾が生じないように整理する、という取り組みを長年行ってきました。
■ 研究開発部門で使用していた契約書テンプレートを全面改訂したのを皮切りに、各事業部門が標準で使っていた契約書雛型の改訂、さらに現在の会社では全社的な契約書雛型の改訂を行っています。
■長年使われている契約書雛型の場合、一見おかしな表現や法律との不整合があるように見えても、それに基づいて長年の実務が築かれているため、改訂しようとすると社内の抵抗を受けて進まない、ということもよくあります。このような場合には、いかにそれまでの実務を生かしつつ法的に、あるいは全社的な方針と矛盾しないように整備するか、ということが重要になります。
■これまで私が手掛けた案件では、丁寧に解説等を残した、ということもあり、現在に至るまで、長いものでは10年以上も雛型の基本形が維持されているものも多いです。民法の改正に対応した契約書雛型改訂等に頭を悩ませている会社も多いと思いますが、そのような場合にもご提供できる知見はあるのではないかと考えております。
■その他
地域: 日本
役割: マネジメント&現場での対応
規模: 売上高200億円~3兆円規模の会社まで対応可能
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職歴
職歴:開示前
このエキスパートのトピック
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海外拠点の法的リスク管理
¥40,000~ -
国内外の個人情報活用スキーム構築・リスク管理
¥50,000~全く先行事例のなかった分野において、パーソナルデータの分析、活用に関する契約スキームを構築し、サービスインまで対応しました。 結果的に炎上案件となりましたが、その過程でのメディア対応等も含めて経験しており、その後の個人情報保護法改正の動きなども踏まえて、現在の法規制の下でのスキーム構築やメディア、当局対応策等を助言することが可能です。 現在は、Cookie連携や端末識別子等を活用した取引案件にも対応しているほか、GDPRが適用される欧州各国から日本や十分性認定を受けていない他の国への情報移転に対応したケースもございます。 今後の法改正の動き等もフォローしておりますので、お役に立てる知見を提供できるのではないかと思います。
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知的財産ライセンス・商品化スキーム構築
¥50,000~・鉄道関連グッズの市場勃興期に著作権法、商標法、不正競争防止法を駆使したライセンススキームを構築し、車両を素材とした玩具やゲームから、発車メロディ、擬人化キャラクターライセンスまで、幅広く契約協議に対応しました。 ・特許の分野でも、共同開発相手のベンチャー、スタートアップ企業から大手製造業、さらには大学等の研究機関まで、多くの契約協議に関与してきました。 ・知財ライセンスにおいては、当事者の思惑が大きく異なる中で、リーズナブルな方向へ条件を修正するとともに、より優先すべき共通のミッションを前面に打ち出すことで相手方の譲歩を促す、というプロセスが不可欠です。そのような方針立案から協議過程での様々な落としどころのテクニックまで、お役に立てることがあるのではないかと考えております。