100億円規模の太陽光発電所の電気計装設計、工事、試験、運転まで経験
【テクニカルスキル】 太陽光発電所建設のプロジェクトマネジメント(電気計装設計に強みがあります)
【具体的にできる事】
全般
・プロジェクトマスタースケジュールの作成
・クライアント要求の技術的な確認
設計関連
・電気計装に係る基本設計、詳細設計図面のレビュー
・電気計装品の工場監査(製作物の品質確認)
調達関連
・電気計装品に関わる調達の引き合い書作成、
各種引き合い先との交渉
工事関連
・現場組織図の作成
・電気工事に係る引き合い書作成、各種引き合い先との交渉
・電気計装工事図面のレビュー(工事・コスト面を考慮した最適な手法の提案)
試験~運転関連
・電気計装機器の試験監督、試験要領書・試験成績書作成、レビュー
※資格を有している為、法的に統括試験責任者になる事が可能です
・運転要領書の作成、レビュー
※過去にO&M事業者にトレーニングした経験があります
【成果】
・300億円規模の太陽光発電プラント
→1ヶ月前倒しのハンドオーバーによりクライアントからボーナス1億円獲得
・100億円規模の太陽光発電プラント
→1ヶ月前倒しのハンドオーバー及び利益率10%強の達成(契約時から大幅に向上)
・200~300程度の図面レビュー
・サイトエンジニア、リードエンジニア、オペレーションマネージャーの経験
・PCS、変圧器、SCADAなど各種電気計装品の工場監査経験(海外もあり)
【ヒューマンスキル】コミュニケーション力
契約交渉
経験:レンダーや投資家、コンサルタント、協力会社との契約交渉
成果:クライアント(特にコンサルタント)から「契約書〇条の基づき、〇〇の機能を追加して欲しい」と言うような要求が良くあります。契約書に基づき議論になりますが、議論になるのは大抵契約書の書き方が曖昧な場合で、議論が平行線になり落し所がない時です。担当プロジェクトで、クライアントの要求通りに進めると「工程が数か月延長」「工程遅れの損失を見込まなくても数千万円規模の追加損失」が発生する事例がありました。議論は1~2ヶ月かかりましたが、「法的に問題なく、機能的にも十分であるという事」の説明をし、クライアントの要求引き下げに至りました。
工夫した点:クライアントMTGで自分は明らかに若かった為、まず実力証明が必要でした。そこで事前にMTG前にクライアントの想定質問集を作成し、クライアントからの質問に即答できるようにしていました。質問に対して的確に早く答える事で、「こいつは良く知っているな」という印象付けができ、信頼を徐々に獲得しました。加えて他に良く使っていた手法は、「相手の懐に入って説明する事」です。ベテランのプロジェクトマネージャーの交渉から学んだ手法です。端的に言うと相手の立場になる事ですが、「自分の弱み=相手の強み」の見せるタイミングを考えていました。「自分の弱みを見せる事」は自身の利益が減る可能性がある反面、「弱みを見せられると人はつい助けたくなる」心理的効果を狙えます。特にクライアントMTGでは、ベテランのプロジェクトマネージャーが説明するのではなく、あえてプロジェクトマネージャーの補佐である若い自分が説明する事で、その心理的効果が大きかったと自負しております。成果の例で挙げた大きな議論になった時は、「現状のスペックで法規に従っていますし、将来的な運営の面から問題ない」と前置きし、「正直追加で〇〇の機能を考えていたので、そちらにコストをかける余裕がない」と後付けする説明をしました。※追加分はサービスですが、圧倒的に安く済むので、痛手にならないという事です。後付けを言った後のクライアントの反応は「やっぱりそういうことね」という感じで、逆に信頼され、要求が引き下げられました。