資産の流動化における投資スキームや信託の機能についてお話できます
■その他
いつごろ、何年くらいご経験されましたか?: 資産の流動化に関する法律が成立した1998年頃から15年くらい。
どちらでご経験されましたか?: 株式会社リアルワークスで特定目的会社による流動化を行ったり、株式会社日本流動化信託を設立しファンドに組み込む資産を信託受益権化してきました。
その時どのような立場や役割でしたか?: 役員として経営を行うだけでなく、ドキュメントを展開し、実務に精通しました。
一番誇りに思う成果はなんでしたか?: 弁護士などに頼ることなく、完全に自力で資産流動化計画を作成して特定目的会社を組成したり、信託業登録を行ったこと。
一番の課題はなんでしたか?また、その課題をどう乗り越えましたか?: 信託業を行う際、新しい事業分野であるため当該知識を持つ人材の確保が難しかった。業務分掌し専門特化した知識を持つ者をOJTで鍛えた。
この分野は今後どうなると思いますか?: 多様な資産の流動性を高めるためのストラクチャーに信託機能の活用は不可欠ですが、十分に使いこなされてはいませんし、また信託機能の提供者もきわめて限定的です。不確実性の高い現下の金融情勢にあって、信託機能の活用機会は増加すると思います。
どんな人にアドバイスを提供したいですか?: 投資ファンドを組成しようとしている方々に簡単なアドバイスができます。また新たなストラクチャーの開発に協力できると思います。