信用調査、与信管理　一筋４３年！　豊富な現場経験と研究でお役に立ちたいと思います。

■ 具体的な経験の内容
　東京商工リサーチにて、企業信用調査の実務を経験。役員として企業信用調査マニュアルの作成、信用調査レポート入力システムの開発、企業情報データベースの構築を行いました。
■ 実績や成果
　従来オペレータによってデータ入力していたものを、調査員による調査レポートの入力からデータベースの構築を一貫して行うシステムを開発しました。日本初。データ更新の大幅時間短縮、数十億円の入力コスト削減（当社最大）、品質の向上を達成しました。
■ お役にたてそうと思うご相談分野
　信用調査、与信管理、経営分析、リスクマネジメントに４３年間従事し、執筆３冊、論文４本、学会での研究発表多数、企業での講演多数、大学での授業経験があります。
１、新しい与信管理業務
　企業の安定及び成長には、信用ある取引先の確保、強固な取引基盤の形成が必要不可欠です。従来の与信管理は販売先だけを対象としてきました。しかしリスクをもたらす取引先は販売先だけではありません。サプライチェーンの寸断や仕入先・外注先の不祥事によるリスクは販売先に匹敵、時にそれ以上です。本コンサルは従来の与信管理にリスクマネジメントを融合させ、全ての取引先のリスク管理を行う方法を具体的に説明・指導致します。
２、与信限度の設定と運用
　与信管理の重要業務に「与信限度の設定・運用」があります。具体的な金額の計算には数多くの方法があります。しかし、それぞれに欠点を抱え、中には全く意味のないものもあり、実際の計算になるとそのまま使えないのが実情です。更に販売先以外の取引については全く触れていません。本コンサルでは与信限度額の計算方法だけでなく、仕入先や外注先などの取引先に対する取引信用限度額の設定についても、具体的かつ論理的に説明・指導致します。
３、高リスク会社（ＨＲＣ）の見分け方
　従来の「危ない会社の見分け方」は、売上債権のある販売先を対象とし、焦げ付きや不良債権の発生を縮小・防止するために、経営悪化企業を発見するものでした。企業にリスクをもたらす取引先は販売先・売上債権だけではありません。私は企業にリスクをもたらす取引先の全てを６つに分類し、これらを高リスク企業、ＨＲＣ（high risk company）と名付けました。本コンサルではＨＲＣを発見するためのチェック方法を説明・指導致します。
５、自社の信用管理「受信管理」
　買い手が仕入債務を計上するには、売り手から信用を得る（受信）ことが必要です。自社の信用度が不当に低く評価されることによって「取引を拒否される」「不利な取引条件を強いられる」「即金決済を要請される」などの「受信リスク」を回避するために、受信管理が必要となります。自社の信用を高め、如何に取引を有利にし、優良企業を取引先にするための方法を説明、指導致します。
６．リスクマネジメント
　近年企業を取り巻くリスクは多様化・特殊化・巨大化・ヒステリック化しています。些細なリスクでもその対応を間違えた事によって、企業の存続を揺るがす程の甚大な損害を受けた事件が多々見られます。リスクマネジメントを知らずして企業経営を行う事は、武器を持たずして戦争に赴くようなものです。リスクマネジメントは会社を守る為の社内の施策であるだけでなく、内部統制の基本的要素として企業経営に於いて重要な役割を果たしています。また社会的な要請、法的に規定された責任・義務であり、経営者およびビジネスマンにとって必要不可欠の知識・業務になっています。本コンサルでは企業が抱える経営リスクの認識、リスク処理フローの基本から、個別リスクのマネジメントについて説明・指導致します。

■その他
地域: 東京
役割: 取締役　責任者
規模: 従業員数2,300名