起業、事業継続における３１年の経営人生の中で培った、自ら乗り越えてきた経緯を踏まえた様々な問題の解決方法についてお話できます

２０代半ばで起業し、以来３１年間経営者として生きてまいりました。国内で３社設立、海外の会社を1社M&A、ほかファミリービジネスの海外展開に伴い４カ国６社の設立に関わりました。自身で立ち上げたIT関連の３社に関しては海外居住経験を生かし、グローバルな人材（５カ国）の雇用を率先して行い、現地での直接雇用をしてまいりました。国内には沖縄を始めとして数カ所に支社を展開しております。
現役社長時代には、稲盛和夫氏の盛和塾に在籍し経営学人間学を長いこと学んでまいりました。社員の幸せを守り抜く覚悟を腹に決め、社会へ少しでも貢献できる企業を目指し、人の成長、社員の心を守る事が結果的には業績を上げる事ができ、働いてくれる社員が少しでも心豊かな人生を送れるよう、経営者として努力をしてまいりました。
２０１３年、設立２９年目を迎えた節目に事業継承を行い現在は会長職にて、目を配るも口を出さないをモットーに、母親的な存在で事業を見守っております。

３１年の経営人生は決してなだらかだったわけではなく、多くの谷底を経験してまいりました。そして一つ一つ、丁寧に、「人を蹴落とさない、人を苦しめない」という信念を心に立て、社員と一緒に歯を食いしばって道を切り開いてまいりました。人を育てるのが経営者の大きな役割であり結果的には会社を伸ばして行くと信じてやってまいりました。その結果がこの３１年続いている企業になれたのだと思います。

現在は、今までの経験を生かし後続する若い経営者や、事業をおこしたもののなかなかうまく行っていない経験値の若い経営者の方々のサポートをさせていただいております。経営を目指す方々が諦めずに自ら自分の道を切り開いて行くために「転ばぬ先の杖」として私の経験がお役に立つ事があればありがたいと思います。
今まで多くの方々に助けて頂きながら経営をしてまいりました。これからの人生は自分がその恩返しとして若い経験の経営者の方々にお返ししていきたいと思っております。