新しくものを作る時間を減らす方法についてわかりやすく説明できます
■ 具体的な経験の内容
技術面では、3次元CADを用いた機械設計および製作が可能です。また、学生や職員に対しての技術指導に関しても行ってきました。
例えば、ロボットを用いた自動制御についてです。
他にもどの分野でも適応可能な直行表の利用方法についても、広めたいと思っています。
ものづくりの流れは、設計→製作→実験→評価の繰り返しが行われ、より良いものかつコストを抑えるものができれば良いと思います。
このとき、作るものが複雑であればあるほど、実験の回数が多くなると予想できると思います。
このときの、実験回数の数を極限まで少なくした方法が直行表になります。
例えば紙飛行を例にあげて簡単に説明します。
同じ飛ばしかたで、滞空時間が長いもの(結果とする)を作りたいとします。
このとき、制御に起因する因子が「羽の長さ」や「重さ」など7つあったとします。このとき、それぞれの因子に対して2水準を実験したいと思います。水準は例えば羽の長さの場合は5cmと10cmの2つ確かめるといったことです。このとき、7因子2水準を実験により最適な結果を導く方法として、全ての組み合わせでは128通りやらなくてはいけません。しかし直行表を利用すると、たった8通りで、それぞれの因子の最適条件がわかります。
これがなぜ、どの分野にも応用できるかというと、例えば新しいラーメンを作るときにも利用できるからです。
■ お役にたてそうと思うご相談分野
難しい理論をできるだけかみくだいて、わかりやすく説明して理解させることができると思います。
新しいものを作るときの、効率的な実験方法を教えることができます
■その他
地域: 日本、北海道と東京
役割: 設計および製作による研究、直行表によるどの分野にも適応可能なものづくり教育
規模: 職員数1000人超え。