中国展開のビジネス、リスク、PR、メディア対応、労務管理について話せます
¥50,000~
■背景
私は中国にトータルで約12年駐在経験を持っています。(上海5年、北京4年、深セン3年)
*上海では市場本部長と華南分公司長を兼務し、営業(華南地域)から営業企画、事業計画、収支管理、施策立案、PSIコントロール、日本への商品企画の フィードバック、店頭支援(販売員の管理800人)、各種イベント、広報・宣伝と幅広く経験。
*北京では、今まで海外4地域(アメリカ、ヨーロッパ、日本、アジア)の体制から、中国を5番目の地域として独立させる中で、 中国市場でのブランド強化を目指し、北京にブランド戦略本部長として赴任。 コーポレート部門の本部長の1人として、経営会議に出席し、社長・董事長を補佐。中国では癌の啓発活動、内視鏡を使った、早期診断、 早期発見、早期治療の3早理念の普及、映像事業から医療カンパニーへのブランドスイッチを展開。中国メディアは独特の特徴があり、ネガティブな情報が拡散したりした時の対処方法等を経験。北京に赴任後、社内の状況を確認したところ、40歳以上の社員で内視鏡検査を受けた人はわずか11%。まずは社内からと社内キャンペーンを実施し46%まで拡大してきました。
*深センでは、この工場は2018年に製造を終了していますが、8年間続いている訴訟の問題があり、赴任時まで続いていました。 私が駐在した3年で、本社、弁護士、多くの部署と連携し、ようやくこの訴訟を解決。(2024/10/16 にオリンパス本社より適時開示。) 総経理(社長)として、P/L、BS、資金調達を含めた財務面、事業計画、予算管理も実施。
問題解決には特別なPJを組んで、本社(日本、米国)、中国本社(董事長、財務、法務、政府事務)、弁護士、税理士等 多くの部署と2週間に一度のリモート会議(中国、日本、米国)で、英語と中国語で運営。中国政府との交渉にも時間がかかり、中国政府とのやり取りの難しさも経験。
■話せること
中国では華南営業責任者として多くの代理店を訪問し会食したり、新規開拓や深センに営業所を設立して華南地域の営業成績も150%伸ばすことができました。また、中国全体の営業企画の本部長であったため、月曜日から水曜日は上海、木曜日から土曜日は華南地域と年間60泊はしていました。中国人をマネージしていくのは難しく、性善説では管理しきれず、性悪説で見ながら、信頼関係を作っていくことが非常に難しく、裏切られることも多いですが、信頼関係を構築すると非常に家族的な関係になります。
また、中国メディアは独特の特徴があり、各省にテレビ、新聞、NET媒体が数多く存在し、記事をコピーして拡散するので、ネガティブな情報は一夜にして数百件のSNSで拡散します。
どのようなメディアを使うのが効果的で、逆に ネガティブな情報が拡散したりした時の対処方法等を経験しています。
深センでは、工場の土地建物の政府への返還と、訴訟の対応をした中で、訴訟が8年間和解できずにいたのですが、政府が間に入ることにより和解が成立し、政府との関係構築、建前と本音をどう理解するのかが大きなカギになることを体験いたしました。