新築分譲・賃貸マンションへの新規設備等の導入可否についてお話できます。(ISP、HEMS、コミュニティ形成イベント等)
¥30,000~
■ 具体的な経験の内容
新築マンションの建設に際し、居住者の利便性向上を目的とした新規設備について、企画立案から竣工後の運営や効果測定、利用者の生の意見の徴収と関係各所への報告を行なってきました。
具体的には、ISPの導入、HEMS・MEMSの導入、太陽光パネルの設置とこの自家発電による共用部電力の稼働、オール電化型マンションの企画と運営、一括受電契約の切替・導入、居住者向けコミュニティイベントの企画と当日の運営等です。
■ 実績や成果
前述した設備や企画は、マンションの企画段階よりディベロッパーや設備メーカー、イベント会社と検討を重ねし、マンション竣工と併せて導入する事ができました。また、竣工後もマンション管理業務の担当者として、アンケートや不具合クレームの窓口、使用方法の説明会実施、アンケートによる効果測定、イベントの運営協力を行う中で、企画側の思い描いていた理想像と実際に使用・参加する居住者の感想や意見・ニーズに幾つものギャップがあると痛感した事が一番の成果だと感じています。メーカーサイドのゴールは完成や納品と位置づけがちですが、利用者の感想や意見をいかに吸い上げ、次作につなげる事ができるかが品質と満足度向上の道程だと思っています。これを管理会社担当者として肌で感じる事ができたことが自身にとっての大きな経験値となったと自負しています。
■ そのときの課題、その課題をどう乗り越えたか
ディベロッパーやオーナー、メーカー等の理想通りとならず、結果としてニーズにそぐわない商品として肩透かしに終わってしまった物もあります。課題としては、マンション入居者の「誰に必要なのか」「誰の生活が便利になるのか」「誰が喜ぶのか」「どのように醸成され、最終的な完成形は何か」と言うところまで具体的にイメージせず、目先のキャッチーなタイトルばかりを追ってしまった事でした。この課題を次への反省点として、以降は入居者層のマーケティングを行う事、設備やイベントのターゲットを明確に絞る事を意識しました。また、分譲時は勿論、入居後には管理組合を通し入居者に対するアプローチを定期的に行う事で、その設備やイベントに興味を持ってもらえる方が少しでも増えるように尽力しました。設備やイベントをマンションのブランディングとして多くの人々に認識してもらう事が重要と感じました。
■ 業界構造(トレンド/主要プレイヤー/バリューチェーン等)の知見の有無
関東近郊のエリアに応じた最近のマンションの購買層(郊外と都心、小規模から団地型、低層からタワー型)の違いを踏まえた、マンションへの設備やイベント、その他付加価値に関する知見があります。
新築の企画時における業界構造の他、既存マンションでの導入方法(管理組合への提案方法、折衝の流れ)や居住者層やそのニーズについても、職歴から得た経験値よりお話が可能です。
■ お役にたてそうと思うご相談分野
新築・既存マンションにおける新規設備やイベント等の導入可否について、マンション居住者や管理組合の意向や考え方の傾向を踏まえ、
・当該設備の新築・既存マンションへの適合度
・導入に際する検討フロー
・導入の難易度
・予想される居住者や管理組合の反応(質問やニーズ)
・導入後、発生が懸念される点
・予想される効果測定結果
・その他、業界のトレンドや方針
その他、不動産業界情報等について、簡単なことでも結構ですのでお気軽にご相談ください。