マイクロ波による超高速加熱について話せます
¥50,000~
■背景
CO2削減のための省エネ・脱炭素技術としてマイクロ波処理が期待されている。この方法には、急速加熱、選択加熱、内部加熱などの従来の方法に比べて多くの利点がある。マイクロ波加熱に適した円筒キャビティを設計・試作し、急速加熱の可能性を調べた。その結果、室温から800℃まで約2秒の超高速加熱を実現できた。試作したTE111キャビティは負荷(試料)を大きくしても加熱が可能であり、サンプル形状によらずロバスト性に優れていた。この技術は、自動車、医療応用、宇宙産業、CO2回収・貯蔵、水素製造、WPTなどへの利用に期待できる。
■話せること
今までに、マイクロ波による水素生成(バイオエタノール、アンモニア)、マイクロ波加熱の基礎と産業応用(書籍出版)、半導体材料とマイクロ波加熱の関係など、多くの研究開発に従事してきた。マイクロ波加熱の専門家として、従来加熱(外部加熱)との比較など、新しい産業応用への展開についてご相談に対応します。
・Hydrogen Production by Microwave Steam Reforming マイクロ波水蒸気改質による水素製造技術
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jpi/61/2/61_106/_pdf/-char/ja
・マイクロ波加熱の基礎と産業応用(2017年)
http://www.stbook.co.jp/products/detail.php?product_id=387
・日本電磁波エネルギー応用学会 理事長挨拶
https://www.jemea.org/?page_id=54334
■その他
・TEモード円筒キャビティを用いたマイクロ波による超急速加熱
https://www.jemea.org/wp-content/uploads/2022/07/Sympo202-Oral-program-plan_V1_2022_7_28.pdf