企業の組織マネジメントにおけるメンタル不全者が発生しない安心感のある職場のつくり方についてお話できます

複数のハード勤務で有名な企業で勤務したことがあります。どの職場も同じようなストレッサー（業績圧力、短納期、業務の複雑化・専門化・・）が存在します。A社ではストレスに耐えかねて、心を病んでしまう従業員が続出、しかしB社ではA社以上のストレスがあるものの、メンタルの不調を訴える従業員は僅か。
この違いは一体何なのか？組織長のちょっとした行動の有無が分かれ目になります。ご相談くださる皆様も経験的に深く納得していただける行動です。そのちょっとした、誰でもできる行動の継続的実践でメンタル不全者を発生させない職場を作り上げることができます

■その他
いつごろ、何年くらいご経験されましたか？: ２００２年～２００７年まで勤務した大手人材系企業、２００７年～２０１２年まで勤務した大手人事教育コンサル企業でメンタル不全者が発生しない組織マネジメントのメカニズムを知るところとなりました。
どちらでご経験されましたか？: 株式会社インテリジェンスとリクルート系人事教育コンサル企業で経験
その時どのような立場や役割でしたか？: １０年間にわたる経験なので、その間、メンバーとしての職場職場にコミットしていたことも、管理者側としてマネジメントに関わったこともあります。また公式な決済権限を持たずとも責任をもって主体的に後輩の育成、組織活性に取り組むことを自分の役割として設定しておりました。
どんな人にアドバイスを提供したいですか？: 組織マネジメントに関わっているラインマネジャーた人事部門の方々にお伝えしたいです。業界や企業規模は関係ございません。とくにメンタル不全者が少なくなく、対応策を考えている方々には有益かと思います。メンタル不全については、メンタル不全の兆候をどのように発見するか、それに対してどのように対応するかということに関心が行きがちです。しかし一番大切なのは、メンタル不全者が出現しないような安心感が根底にある組織をつくりあげることだと考えます。そのつくり方をどのようにすればよいか？そこを考えている方には、有益なヒントになります。
この分野は今後どうなると思いますか？: メンタル不全の予防については「ストレスチェック」という制度が企業に義務化されまます。よってメンタル不全予防は多くの人にとっての関心事になると思います。またそうでなくてもそういうメンタル不全者が発生すると組織力のダウンにつながるので、いかにして予防していくかについてますます関心が高まり、現実的な問題として真剣に取り組み始める組織が増加すると思います。