殆ど全ての介護事業セグメントで経営実務経験があります。また、老人ホーム紹介や介護人材ビジネスにも精通しています。

介護保険開始直前の1999年から介護サービス業界と人材サービス業界で経営をしています。1999年から2007年まではコムスンという介護サービス市場の幕開けと同時に急成長した会社の立ち上げメンバーとして経営に関与しておりました（1999年の売上7億円→2006年の売上は単体630億円、連結800億円まで成長、2004年に持ち株会社が東証1部上場）。最終的なポジションは常務取締役経営企画本部長ですが、訪問介護、デイサービス、グループホーム、有料老人ホームなどほぼ全ての介護事業の戦略立案とオペレーションを経験、2年間は管理本部長として東証の対応や労働組合に対する会社代表も経験しました。
2007年にコンプライアンス問題が発覚し、会社を20法人に分割して売却するというプロジェクトも当時のグループCEOのもと実務をこなしました。

これらの経験を生かし、2007年に独立、介護業界のコンサルティング会社を設立、投資ファンドの買収企業のビジネスDDやバリューアップ案件等コンサルティングに従事。同時に老人ホームの紹介センタービジネスを立ち上げるが、2014年にこの事業を売却、回収した資金で介護業界に特化した人材サービス会社を共同出資で設立、2019年に上場企業であるインフォコムに株式譲渡、現在は代表取締役会長としてPMIを実行中。

また、医療保険による訪問医療マッサージを提供する企業（業界2位）の代表取締役会長を経て、現在は経営顧問をしております（こちらは2018年にALSOKに株式売却）。2018年、19年に株式売却したキャピタルゲインを元に医療介護福祉や人材領域のスタートアップ企業に個人で出資し、経営アドバイザーとして上場企業への売却やIPOの支援をしております。最近は知見の幅を増やすべく日本企業による外国人エンジニアや介護士などの採用支援も開始しております。