ブランディングおよびマーケティング戦略をわかりやすくお話できます
【実績例】 新ブランドに確立によるブランドエンゲージメント創出
クライアント:龍谷大学
プロジェクト:新ブランド策定およびブランド浸透策の推進
<与件>
長い歴史的バックボーンを持つ龍谷大学は、これまで京都にある仏教系の大学として「お寺の子弟が通う大学」という偏ったブランドイメージで語られることが多かった。理工学部を持ち、国際文化学部によるインターナショナルな教育なども、残念ながら外からは伺い知ることができず、少子化による18歳人口の減少という課題を前に、大学として今後のあるべき姿を明確にし、具体的なアクションのための仕組みを創出が必要だった。
<ソリューション>
新たなブランドコンセプトを構築し、その変化の旗印として新しいロゴマークと英文によるブランドスローガンを制定。龍谷大学が、主体となる学生の成長に真摯に向き合うことを表明しながら、教育力、人間力、国際力の3つの方向性に基づく多様な取り組みを様々な方法でステークホルダーに発信し、大学の取り組みへの理解および共感を得る浸透キャンペーンを展開。特に、ビジュアルアイデンティティの斬新な変更によるルック&フィールは学内外に大きな反響と評判を呼んだ。さらに、年頭の新聞広告、交通広告、クレドカード、ブランドブック、ウェブサイトなど様々な媒体を用いて大学の意思表明を行うと同時に入試広報ではより具体的な大学の方針を発信。特に農学部の設置という非常にニュースバリューのある情報を核にしながら注目度を挙げる取り組みを行った。また主体となる学生への取り組みとして、ワークショップを開催し、学生自らの積極的なブランド浸透への参画を図った。
<成果>
大学ブランドに関するリサーチの結果、新しいイメージ確立が着実に進んでいることが実証され、オープンキャンパスへの来場者が例年以上に増大するなど手応えが得られた。また、効果のパラメータとしての大学ホームページのアクセス数も劇的に改善し、受験生、父兄、そして卒業生たちからの好意度も向上。2013年のゴメスの大学Webランキングでは全国2位、日経HRの「就業力」ランキングで全国10位、関西の大学としてはトップにランキングされ、偏差値に偏らない大学志望の受け皿としての評判を向上、現在もそれを維持している。
■その他
地域: 東京 / 愛知 / 静岡
役割: 副社長 / 部長 / クリエイティブディレクター
規模: 最大800名の広告代理店、25名の部門チームマネジメント
プロフィール 詳細を見る
職歴
一般社団法人 地域マーケティング経営推進協議会
- 理事 2018/4 - 現在
NPO法人 横浜コミュニティデザイン・ラボ
- 理事 2010/4 - 現在
Dialogue 齊藤信幸事務所(フリーランサー)
- ブランドコンサルタント、クリエイティブディレクター、ライター 2008/5 - 現在
ネクストインク株式会社
- 副社長、クリエイティブディレクター 2016/7 - 2018/3
インターブランド ジャパン株式会社
- クリエイティブディレクター 2011/2 - 2012/1
EURO RSCGパートナーシップジャパン株式会社
- クリエイティブディレクター 2007/7 - 2008/4
有限会社シースリーデザイン
- ビジネスプロデューサー、クリエイティブディレクター 2006/4 - 2007/5
DDBジャパン株式会社
- クリエイティブディレクター 2003/5 - 2006/3
株式会社I&S BBDO
- クリエイティブディレクター 1999/4 - 2003/4
株式会社ボーゼルワールドワイド
- 制作部部長、アソシエートクリエイティブディレクター 1995/1 - 1999/3
DDBニーダムジャパン株式会社
- コピーディレクター 1994/1 - 1995/1
株式会社アイアンドエス
- 制作プランナー、コピーライター 1987/1 - 1993/12
株式会社ジャパングラフィックス
- 電通名古屋支社マーケティングクリエイティブ局出向コピーライター 1980/6 - 1986/12
株式会社アドブレーン
- コピーライター 1979/4 - 1980/3