品質管理全般の実務からマネジメント、総務全般のマネジメントの経験者です。
職種
品質管理,品質保証全般 (※後半6年間は総務(総務・人事・経理)全般
担当業務
・三次元測定機を用いたMC加工品の精度確認と修正の指示
・出荷検査成績書作成,試作品の精密検査
・QC工程表,標準書等の作成
・顧客の品質監査および外注の品質監査
実績
・ISO9001の品質マネジメントシステムの基となった品質マニュアルを自ら構築し、ISO9001の認証を取得するまでの間はこれを正規の社内標準と位置付けて品質管理を行い、外部の審査や監査等にも適用する。
・ISO9001の認証取得活動時には、事務局(品管,製造)の実務支援をする。
・ISO14001のマネジメントシステムを自ら構築する。
当初、鋳物不良は加工不良と一緒に全てスクラップとして捨てられていたが、異常報告書のフォーマットを考案し、1個でも不具合品が発生または発見した際は、異常報告書に不具合の内容を記入し報告するよう関係者全員に指導し、1年掛りで100%定着させた。その結果、鋳物不良が1ヶ月で100万円発生していることが判明し、鋳物業者に赤伝票発行することによって、それまでムダに捨てられていた年間1,200万円もの経費を削減することができた。
また、加工不良についても、異常報告書に原因と是正処置(再発防止対策)を記入・実施することを順守徹底するよう指導し、加工不良の再発を防止することによって、不良率が低減し損失費が削減でき、その結果機械の稼働率・生産効率がUPし生産高・売上高が増加した。
総務に異動後も、それまでは手作業で行っていた仕入・売上・在庫管理を、経営者から依頼・一任され、PC+専用ソフトを新規に導入し、子部品(素材・仕掛・完成品)と親製品(ASS'Y)の付番・登録(1年)、試行・改修(1年)を経て生産管理システムを完成させ、「発注が必要な部品を正確かつ迅速に把握する」「適切な量を発注し納期・仕入数を監視する」「計画通り生産する。納期に受注数を納入・売上げる」の作業を、迅速かつ正確に行えるように改善した。
更に、その1年後に社内LANシステムを構築し、発注部品・数量の算出~発注・管理、仕入処理・買掛管理、売上処理・売掛管理、在庫管理を、複数で同時処理ができるように、専用ソフトをスタンドアロン版からLAN対応版に移行し、それぞれの処理を待たずによりスピーディーに行い、よりリアルタイムで実績を把握できるように改善した。
これまでの経験を活かし、品質管理,品質保証の実務およびマネジメントのアドバイスをさせていただけると思います。
また、品質管理をより有効に機能させることによって、更に品質の向上を図り顧客の信頼をより深めると共に、不良,人件費,光熱費等のムダを削減し収益UPを図り、企業発展に寄与したいと思っております。
■その他
地域: 東大阪市
役割: 品質管理課長~総務課長 ※課長が最上職位
規模: 従業員数60名、本社、工場(マシニングセンタ 5台,CNC円筒研削盤 3台,平面研削盤 2台,NC旋盤1台,各種汎用機数台)