高難度加工(金属加工、組立)生産におけるトラブルシュートについて話せます
¥50,000~
■背景
航空機やロケット、医療機器といった究極の設計性能を求める工業製品の開発に当たっては、それを実現する生産方法に対しても究極の加工要求を行います。2000年~2019年まで、三菱重工業㈱の航空宇宙機器事業において、また2019年から現在に至るまでは血管内治療を行うカテーテル製品の開発製造を行うメーカーにて、生産技術者および現場管理者として活動しております。これらの製品を生産する現場では、設計マージンがほとんどなく、かつ難しい加工を行う作業が多種多様であり、それゆえにたくさんの生産トラブルが発生し、都度、迅速な現物確認からの原因特定、暫定対策、恒久対策といった復旧処理が必要です。これらの解決に長く従事した経験を基にトラブルの解決方法や再発防止についてお話しできます。
■話せること
鉄鋼材料、アルミニウム合金、耐熱合金、チタン合金などの金属材料の高精度な切削加工、曲げ加工、溶接、熱処理、表面処理、塗装、非破壊検査など各工程で必要な抑えるべき技術ポイントや育成すべき技能、作業手順書やSPECなどの整備について話せます。また、トラブルが生じたときにこれらのポイントからの乖離をいかに迅速に見つけ出すかや、検討対象要素に漏れがないかのなどトラブル全体に網をかけて、真因に迅速にたどり着くためのノウハウもお話しできます。また、個々人の生産技術者の力量に属人的に頼るばかりではなく、全体の仕組みやチーム、システムによって、網羅的に解決に導くための考え方や手段も具体的にお話できます。さらにこれらのトラブルを活用していかにエンジニアを育てるかのポイントもお話しできます。他には上記材料に加えて各種樹脂材料を用いた極小高精度部品加工におけるトラブルシュートについても同様にお話しできます。
■その他
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsmemag/107/1027/107_KJ00004379213/_article/-char/ja/