金融(ベンチャーキャピタル)における事業開発の経験について話せます

エキスパート

氏名:開示前


総合商社でベンチャー投資に携わった経験、そして現在IPO前のベンチャー企業で働いている経験あり。資金の出し手、受け手の両面から種々ご相談させていただけるかと存じます。

1. 総合商社での経験

1) 資源・鉱山ベンチャーへの新規投融資検討・推進

●投資先開拓、企業価値評価、株式売買契約・融資契約・担保契約交渉、財務・法務デューデリジェンス
非鉄金属鉱山を対象としたM&Aチームに所属。20社以上のクロスボーダーM&A候補の企業価値評価、財務・法務デューデリジェンスの実務を担当。企業価値評価に際し、新たにマーケットアプローチを採り入れ提示価格に説得力を持たせる等により、米国デンバーに本社を置く鉱山ベンチャー企業への4,000万ドルの投融資実現に貢献。

●企業価値評価、株式売買契約交渉
投資先インドネシア銅鉱山会社の保有株式の地場企業への部分売却に従事。売却額算定を担当。交渉用プレゼンテーション資料を作成し、約1億ドルでの売却実現に貢献。

2) ジョイントベンチャー経営支援

株主メンバーとして、在南米チリ/従業員 約1,300名/資産規模 約50億ドルの投資先(ポーランド国営企業とのジョイントベンチャー企業)のハンズオン経営支援の責務を担うと共に、投資先に対する追加投資要否の経営判断に携わり、バリューアップに貢献。主な実績は次のとおり。

●予算策定、中期経営計画の策定、予算実績管理、予算策定プロセスの改善、KPI分析
チリに3ヶ月長期出張の上、チリ人・カナダ人・ポーランド人と共に8名から成る予算タスクフォースを組成。メンバー間及び株主/投資先間の潤滑油の役割を担い、投資先の初めての操業予算・中長期ビジネスプランを策定。年間 約8億ドルの操業費(支出)を管理する体制を構築。

●新規事業計画立案、財務モデリング、収支計画シミュレーション、投資判断
チリに複数回出張の上、現地エンジニアリング会社や他株主メンバーと共に、初期投資額 約5億ドルの新規鉱床開発計画のフィージビリティ・スタディを推進。定量/定性分析により計画実行見送りの判断に導いた。

●事業シナリオ分析、事業撤退検討、経営判断支援
投資先に対する追加投資要否の経営判断時、事業撤退を含む全シナリオの財務モデルを作成し、各シナリオの正味現在価値や損益インパクトを試算。総額 約5億ドルの追加投資の経営判断を支援。法務部や経理部のメンバーを含む6名での共同作業を指揮。

●ターンアラウンド戦略立案、100日プラン設計、KPI高度化、組織機構見直し
米国に複数回出張の上、投資先に派遣する新社長(米国人)と共にターンアラウンド戦略を立案。

2. IPO前ベンチャー企業での勤務経験

責任者としてゼロから欧州事業立ち上げ。まずは日本からの長期出張ベースで、日本人、台湾人の部下と共に、以下の業務を推進中。

●市場調査(法規制調査、エンドユーザーインタビュー)
●各国販売代理店、現地物流パートナー、現地アフターサービスパートナーの開拓及び契約交渉
●業界に存在しなかった新たな商流・ビジネスモデルの検討・実行
●日系大手企業とのアライアンス協議
●空港などポテンシャル協業先とのアライアンス協議
●現地法人設立(各国税制比較、メリット・デメリット比較)

同時に、経営陣の一員として、企業文化の構築・浸透、組織構造の見直し、必要人員のリクルートといった経営に近い職務も遂行中。グローバルで従業員50〜60名から成る組織の更なる成長を牽引する役割の一端を担う。

まずはお気軽にお問い合わせいただければ幸いです。

■その他
規模: 60名〜1500名
地域: 北米、欧州
役割: マネージャー or 事業責任者

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氏名:開示前

2007年4月、住友商事に新卒で入社。9 年強、資源事業(主に鉱山ビジネス)に従事。米国デンバー駐在期を含め、主に北米/南米における新規事業開発(鉱山会社 M&A・金属資源トレーディング)および投資先鉱山会社バリューアップを推進。米国鉱山会社への新規 40 億円投融資、新規売買取引 8 件成約(粗利益 2 億円計上)、従業員 1000 名超の鉱山合弁事業の年間予算策定などの実績

2016年8月、住友商事を退職。私費で英国ケンブリッジ大学に留学。MBA 取得。プログラム内外で日英ハードウェアスタートアップ 3 社の経営コンサルティング(市場開拓戦略立案)を実施

2017年9月、当時 Series B(累計調達額 30 億円/従業員約 50 名)のハードウェアスタートアップWHILL に入社。事業責任者としてゼロから欧州市場を開拓。2018 年 11 月、オランダに現地法人を設立。社長として赴任。従業員 10 名強の多国籍(5 カ国籍)チーム、10 カ国以上をカバーする販売・物流・アフターセールス網を立ち上げ。法人設立から 1 年でハイエンドなパーソナルモビリティの累計販売台数 1000 台を達成。任期中、従業員定着率 100%。Series C(50 億円)、Series D(金額非公表)に貢献

2022年1月、米トップVCのKleiner PerkinsとLightspeedがリード投資家である米ユニコーンRobotics/AIスタートアップDexterityに、米国外/日本第1号従業員として入社。住友商事との総代理店契約の交渉をリードし、契約締結を実現。日本現地法人を設立し、エンジニア2名を採用。初期の販売促進・オペレーション体制を確立した上で、佐川急便との間で、日本の物流業界で過去最大規模の現場実証契約に合意・契約締結し、約6億円のフィーの支払いを受ける。また、販売サイドのみならず開発サイドの業務にも従事し、産業用ロボットの老舗企業である重工企業に、同社史上初めて、製造業向けではなく物流業向けにカスタマイズしたロボットを、Dexterity用に開発・製造してもらうことに合意・契約締結(開発費支払いなし)


職歴

職歴:開示前


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