PC周辺機器における商品企画の経験について話せます

1965年石川県金沢市生まれ。1988年に大学を卒業後、国内上場証券会社のディーリング部門にてデリバティブのディーリング業務に従事。コンピュータによるアルゴリズム取引を研究している際に、インターネットに遭遇し衝撃を受ける。そして、Windows95の登場によって情報革命が起こる事を確信し、1998年に金融業界から一転、パソコン周辺機器メーカーであるアイ・オー・データ機器に転職。同社は早くからNiftySearve（現ニフティ）などのパソコン通信を活用したユーザーとのコミュニケーションを行い、そこから得たニーズを製品開発に活かしていた。したがって、インターネットへの参入も比較的早く、Webの黎明期における自社のWebサイトの立ち上げに最初の仕事となった。その後、Webサイトが起動に乗ったあとは、製品企画部門に異動し数多くの製品を手がけ、その経験を活かしマーケティングを統括する立場に。

一方で、同社は金沢市に本社があることから、地域の経済界とのつながりも強く、その活動にも関わることとなった。地元企業の経営者や学生と接する中で、地方を活性化させるためにはベンチャー企業を輩出し、若者の雇用を増やすことが重要だと考えるようになり、2013年に石川県庁の外郭団体である財団法人石川県産業創出支援機構に転職。スタートアップ企業の発掘とIT企業のコラボレーション支援に従事。ところが、そこで出会った東京のベンチャー企業から自身が強い刺激を受け、2014年の春に再び上京を決意。5月にIT系ベンチャー企業のSyncThoughtにJoinし現在に至る。

パソコン通信時代からネットワーク上のコミュニティに参加してきたことから、インターネットが広く普及することで、コミュニケーションのパスが多様化し、ネット上でのコミュニケーションが実社会における会社などの組織自体にも変化を促すと予想し、インターネットを活用しながら、実社会において、複数のコミュニティやNPOの立ち上げに参画。あらゆる”人”をつなげることで地球の豊かな未来を築くことを使命と考えている。

現在は、地方での未来の働き方を発明する「金沢発！働き方の未来研究所」の立ち上げを行っている。国家資格キャリアコンサルタント。