家電、電子機器(TV、VTR、デジタルオーディオ等)及び複写機・プリンター業界における海外営業/海外進出の経験について話せます
(1)欧州、アジア、中国等で、海外生産拠点・販売拠点の設営、並びに操業定着化のプロジェクトリーダー(採用、ITについては責任者として)を経験してきました。
【主な業務】投資フィジビリティスタディ、現地政府・自治体との折衝(各種許認可、インセンティブ取得等)、用地確保と建築・リフォーム手配、現地人採用・研修(現地、日本)、事業計画策定、銀行開設とキャッシュフロー管理、貿易関係諸手続き(FTZ、保税申請、外為取り引き申請等)、販路開拓(現地、および輸出先)、ITシステム導入(SAP等の基幹システム、EDI、その他業務合理化システム開発等)など、幅広い業務を統括、とくに採用・システム開発については、実務にも大いに入り込み、実績を上げてまいりました。
【主な進出国】イギリス(家電工場:従業員約200名)、スペイン(販社:約70名)、フランス(複写機工場:150名)、フィリピン(家電工場:約150名)、タイ(家電工場および販社:合計約2000名)、マレーシア(家電工場:約300名)、中国(上海家電工場:約250名)、中国(南京TV工場:約200名)、中国(常熱複写機工場:約150名)及び中国統括会社(販売・地域統括:約100名)
(2)自身の役割
大学を出て大手エレクトロニクスメーカーに入社した1981年は、まさに同社が、これから海外事業展開が活況を呈するときにあたり、若年ながら、市場調査・合弁先との折衝、あるいは新拠点のレイアウトについてのゼネコンさんとの協議等、個別のテーマの実務推進リーダーとして、国内外飛び回る毎日でしたが、ERPソフトのSAPのグローバル導入プロジェクト(国内事業所、および海外拠点ではアジア・中国など、約10社)では、プロジェクトマネージャーとして、次に転職した大手業務用プリンターメーカーでは、情報システム部の部長として、基幹システム(プラットフォームはオラクル)のバージョンアップ、経営管理システム(主に管理会計)、セールスフォースを使ったCRMシステム(コールセンターシステム含む)の導入、さらに情報セキュリティ基盤強化などに取り組みました。