主に有機材料を用いる製造業の商品開発、製造技術、開発プロセスや、市場開発・マーケティングについてお話できます。
有機材料を用いた各種素材から複合材までその製法、特性の知見を持ち、川下業界としては、重電、電子機器、家電、自動車(輸送機器)、生産用機械などの業界構造から自社の立ち位置とビジネスモデルの立案等についてアドバイスが出来ると思います。
開発テーマ推進においても、市場~技術ロードマップの策定を基本とした計画立案、事業リスク対策等のアドバイス、製品設計における品質管理、品質リスクの考え方、ISO審査に関する対応等も経験しています。
■その他
どちらでご経験されましたか?: 日東シンコー㈱ 最終役職:営業企画部長職
日東電工㈱ 市場開発部:課長職
喜多町企画 代表
いつごろ、何年くらいご経験されましたか?: 1982~2004年 日東シンコー㈱ 開発織に付き有機材料、無機材料、金属箔なとを用いた材料開発に従事
2004~2009年 日東シンコー㈱ 開発織の立場で、営業部に所属しセールスえんじにあ、マーケティングに従事
2009~2012年 日東電工㈱ 市場開発部に籍を置きマーケティングに従事
2012~2015年8月 日東シンコー㈱ 営業部で主に営業企画、マーケティングに従事
2016年~現在 喜多町企画 材料メーカー、商社と契約し主に営業支援、技術アドバイスを行うコンサル事業
その時どのような立場や役割でしたか?: 工場勤務の時代は、開発Gr長として開発テーマの選択、新規事業の立ち上げの責任者、新規設備導入の責任者等を経験。
営業職では、新規テーマの見極め、商品化計画の立案、販売代理店等との連携体制構築等を推進。
現在、個人事業主として顧問契約をしながら材料技術、製造技術、販路開拓などのコンサル業務。
得意な分野・領域はなんですか?: マーケティング:エネルギー分野、重電、家電、電子機器、産業資材
新素材:炭素繊維、超電導
材料技術:熱可塑樹脂、熱硬化樹脂、フィルム、繊維、紙、金属箔、粉体等
加工技術:各種コーティング、成形、打抜き加工、混練り、断裁、プレス他
品質保証:物性試験、信頼性試験、ISO品質管理、生産工程管理
この分野は今後どうなると思いますか?: 日本の国内製造メーカーの多くは、海外、特に中国や東南アジア、南アジアに地域を広げながら海外の製造力に依存した自社の事業を展開している。一方で、海外メーカーとの競争においてコモディティ化した商品で勝負することを避け、より高機能、高性能の商品開発は国内に軸足を置いている。
しかしながら、有用な人材は大手企業に集中しており中小企業では技術力がありながら人材不足により事業成長・拡大に向けた取り組みに至っていない企業が多い。異業種を含めて、他社との協業・共同開発等により新しいブランドでの販路開拓に取り組む企業Grが増える傾向になると考える。
誇りに思う成果はなんでしたか?: 材料メーカーに在職中、既存の事業領域の中で新たな材料技術を構築し新規の製品群を設けた事は、売上、利益ともに業績に寄与する事が出来た。
地域: 福井、関東、関西
役割: 開発部門では、開発グループのマネジメント、営業部門では、営業企画として全体の管理、マーケティング
規模: 前職社員数:350人、出向先:約30,000人(配属部署:約20人)
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職歴
有限会社喜多町企画
- 代表 2016/3 - 現在
日東シンコー株式会社
- 営業企画部長 2012/4 - 2015/8
- 市場開発課長 2004/4 - 2010/3
- 粘着、接着材料グループ 1982/4 - 2004/3
日東電工株式会社
- 課長 2010/4 - 2012/3