経営者としてのみならず、人生の成功におけるマインド、考え方、行動の仕方についてお話できます

■その他
どちらでご経験されましたか？: 株式会社クイック情報サービス
日本交通株式会社
株式会社高知駅前観光
いつごろ、何年くらいご経験されましたか？: 1994年～2016年にかけて、IT、旅客輸送業の数社を渡り歩きながら、成功する会社（経営者）、失敗する会社を見てきて、成功者するのは、どの様に考え、行動する人なのかを、冷静に、客観的に観察することができました。
その時どのような立場や役割でしたか？: IT関係の仕事は、主にプログラミングで、またシステム全体の設計もするので、システムエンジニア(SE)といった仕事になると思います。初めて就いた職で、プログラミングは得意だったのですが、メインフレーム用のシステムは初めてだったので、戸惑いました。その時の上司は、今思えば、見てくれを非常に気にする人で、システムの仕様も解ってなかったと思うのですが、私がシステムについて質問しても、ちんぷんかんぷんな答えしかもらえず、システムの仕様が分からないまま、仕事を丸投げして私にさせるので、当然時間がかかり納期に遅れたりした責任も全部私に丸投げする人でした。
２社目は、簡単に言えば、タクシードライバーになった訳ですが、ここでも上司は会社の方ばかり向いている人が殆どでした。当時、大阪のタクシー業界は、不景気で乗客数は年々下がっていっている状況で、加えて、規制緩和で新規参入社も多数あり車両は増えていましたから、いわゆる供給過多になり、１車当たりの売り上げは、年々下がる一方でした。直属の上司はドライバー出身で、昔は自分も乗務していた人なのですが、その人が現役だった頃と私が乗務していた頃ではでは、現場の状況が全く違うと気が付いたのは、１年程勤めた後だったのですが、そういう現場を知らない、知ろうともしない管理職の下でしんどい思いをしました。
ただ、タクシードライバーを経験したのは良かったと思っています。タクシーを利用されるお客様は実に多様性に富んでおり、職種も立場も様々、ストリッパーから大企業の役員等で、たいていはお一人で乗車されるので、目的地到着までの間、会話がはずむと、色々な話や情報が聞けてりしました。数人で乗ってこられても、その会話にやはり色んな情報がある。たまには、あんな客はつまなければよかったと思わせられることもあったけど、それも含めて、人生に成功している人、失敗している人と接することによって、世の中に生きている人は一人一人それぞれの考えを持ち、行動をし、結果、失敗したり、成功したりというのが見えてきて、視野が広くなったとも思えた職種だったと思います。
得意な分野・領域はなんですか？: 経営者として業務に取り組む姿勢について。会社全体を末端の現場に至るまで心配りをしているか？事業を成功へ導くには顧客満足度を上げなければならないが、では、顧客満足度を上げるためにどうしているか？従業員満足度についてはどうか？
目先の業績だけに一喜一憂するような近視眼的な考えに捕らわれていないか？長期的に見て、数年後、数十年後にどういうふうになっているかというビジョンをちゃんと持っているか等。