中小企業の財務における資金繰り対策・銀行対策についてお話できます
1 第一勧業銀行にて法人企画部、情報開発部の要職を歴任。法人企画部では銀行の主要取引先の経営戦略策定や再建・リストラ計画策定に産業調査・企業分析の立場から参画。また、情報開発部においてはM&A業務でプロジェクトリーダーとして数多くのM&A案件を成約に導いた。実父が病気で倒れたことにより家業(三村時計店/広島県福山市)の立て直しを余儀なくされ第一勧業銀行を円満退職。
2 実家に戻り、社長(叔父)を全社的な分野において全面的に補佐する立場で、財務内容の改善等経営改革に携わり、黒字転換を果たす。その後知人の紹介で地元の株式会社トモテツセブンに入社、オーナーを全面的に補佐する立場でグループ6社の経営管理、財務・経理面でグループの存続・収益改善に貢献した。
3 東京に戻り綜警ビルサービス株式会社に入社し、財務、経理、総務、経営企画、法務、労務等の業務に従事し、特に親会社の上場準備への対応等多方面にわたる経営課題を解決。また、株式会社ジェイメックにおいては株式公開準備責任者としてJASDAQ上場準備、財務面では、外部からの出資、資金効率化による内部資金の捻出により、資金繰り・財務内容の改善を達成した。富士シティオ株式会社においては、会社の予算作成を担当。購買課管掌担当として、コスト削減に取り組む。
その他、業績不振の子会社の処理他、トップからの特命事項を多数担当した。
4その後、家族の住む姫路近辺にて職を求めるため、実家の三村時計店営業本部にて 社長補佐を行いながら、求職活動を行い、姫路本社の中堅企業である株式会社日本技術センターに入社。入社二ヶ月で管理部門を統括する総務部長となる。銀行取引の内容を精査し、全面見直しを行い、会社にとって不利であった取引条件を改善した。また、振込手数料等の銀行手数料に関し、粘り強い交渉を続け、取引条件の改善効果を含め、年間1000万円のコスト削減(毎年継続するもの)を行った。
5 2009年4月のフェニックス電機㈱との経営統合により新設された内部監査室を一人で立ち上げ、内部監査体制の構築と、内部監査の実施を行った。
6 その後、資金繰り改善のアドバイス会社 フィナンシャル・インスティテュートを経て、実家の三村時計店営業本部にて 社長補佐を行う。その後、これまでの知識・経験を活かすため資金繰り対策・銀行対策を行う、フィナンシャル・アドバイザリーを立ち上げた。
■その他
どちらでご経験されましたか?: 第一勧業銀行
いつごろ、何年くらいご経験されましたか?: 1982年から、銀行及び中小企業の財務部門・経営企画部門においで財務業務に携わっています。
その時どのような立場や役割でしたか?: 銀行においては、業務を行う担当者でしたが、プロジェクトリーダーを任されていました。
中小企業においては、それぞれ、一定の決裁権限を持っていました。
得意な分野・領域はなんですか?: 資金繰り対策・銀行対策
この分野は今後どうなると思いますか?: AIの利用が進むと思われますが、銀行員も人間である以上、銀行融資に関する人と人のやり取りの重要性は、なくならないと思います。
誇りに思う成果はなんでしたか?: 中小企業の財務部門を担当し、銀行との交渉の末、金利、手数料、返済金額、担保などについて大幅な改善を達成したこと。
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職歴
フィナンシャル・アドバイザリー
- 代表 2016/10 - 現在
株式会社日本技術センター
- 総務部長 2007/10 - 2010/3
ジェイメック
- 財務部長兼経営企画室長 2003/12 - 2004/4
トモテツセブン
- 社長室 1998/2 - 1999/3
第一勧業銀行
- 法人企画部 1982/4 - 1994/6