事業計画作成、資金調達、インキュベーション手法、起業支援人材の育成についてお話できます

勤務経験のほかに、社会人大学院生として博士課程5年間アントレプレナーシップを研究、経営学修士（経済・ファイナンス専攻）を取得したほか、所属する日本ベンチャー学会や中小企業学会で発表なども行っていました。従って学術的な視点からも起業論、中小企業論も語ることができます。ちなみに研究テーマは、ネットワーク理論から捉えた女性の起業活動、起業活動におけるリソース獲得プロセスでした。
これまでのキャリアで、中小企業支援（特に創業）に係る産学官金のフィールドを幅広く経験したことが強みであると思います。

■その他
どちらでご経験されましたか？: 株式会社コンベンションリンケージ インキュベーションマネージャー
いつごろ、何年くらいご経験されましたか？: 金融機関にて20年余り新規開業を含めた中小企業金融を担当しました。その後大学院を経て移った経産省系シンクタンクでは、経産、文科、JST、産総研、中小機構、大学等と組み、地域企業振興を目的とした産学官連携事業に4年間携わりました。今年から、地方自治体が設置したインキュベーション施設でマネージャーとして起業者支援を行っています。
その時どのような立場や役割でしたか？: 金融機関では、支店での審査業務の他、本店調査役時代に全国の融資現場の指導を担当しました。日本立地センターでは、経産省等国の補助事業等を活用し中小企業施策の企画・運営を担当したほか、起業者を育成するインキュベーションマネージャー養成研修の事務局並びに講師を担当しました。また一方で、全国の公的産業支援機関や国の独法等を束ねる事務局を担当し、幅広いネットワークが構築できました。現在では、インキュベーションマネージャーとして県や市等と連携し、起業者の支援のほか創業セミナーや研修講師として活動中です。
得意な分野・領域はなんですか？: 起業者ならびに中小企業者向け事業・財務計画や資金調達計画のコンサルティングを、また、創業支援機関等に対しては産学官金連携を絡めた創業支援ノウハウのアドバイスを、さらに大学等に対しては、学内ベンチャー、インキュベーション施設の効果的な運営方法等につきコンサルティングを行います。