地方銀行法人融資の現場について話せます
■背景
地方銀行にて約15年、法人融資・財務支援・事業再生を中心に中小企業の経営支援に携わってきました。年商数億~数百億円規模の企業を担当し、融資審査・事業計画策定・資金繰り改善・事業承継・M&Aなど幅広い案件を経験。現在は融資課長職として、延べ1,000社以上の決算書・稟議書を分析し、経営改善提案や金融支援スキーム構築を行っています。銀行の現場で「なぜ通るのか、なぜ落ちるのか」を熟知しており、企業側・金融機関側双方の実務感覚を持つことが強みです。
また、経済産業省系プロジェクトへの出向経験もあり、「ローカルベンチマーク」や「経営力向上計画」など中小企業支援施策の普及・制度設計にも関与しました。現場と政策をつなぐ経験を通じ、財務・戦略・補助金支援の観点から経営を総合的に支援できる体制を構築。
資格は中小企業診断士、1級ファイナンシャル・プランニング技能士、宅地建物取引士。金融・補助金・不動産・承継など複数領域を横断的に理解し、創業融資や再構築補助金など資金調達支援を得意としています。
「実践と理論の両輪で、経営者の意思決定を支える」ことを信条に、金融機関と経営者の信頼をつなぐ支援を行っています。
■話せること
1️⃣ 金融機関が評価する事業計画書の作り方
─ 銀行の与信審査で「通る/通らない」を分ける要素を実務目線で解説。
2️⃣ 日本政策金融公庫・信用金庫の創業融資支援の実務
─ 書類の組み方、ヒアリング対応、協調融資時のポイントなど。
3️⃣ 中小企業の資金繰り改善とキャッシュフロー管理
─ 月次管理、借入返済スケジュール、リスケ判断の実務。
4️⃣ 銀行員が教える決算書の読み方と審査ロジック
─ 財務3表を“融資目線”でどう評価しているか。
5️⃣ 事業承継・M&Aにおける金融機関の関わり方
─ 親族内承継、HDスキーム、従業員承継、M&A後の融資姿勢など。
6️⃣ 補助金・助成金を活用した資金戦略の立て方
─ ものづくり補助金・小規模事業者補助金・再構築補助金など実務経験に基づく話。
7️⃣ 創業初期の資金調達戦略と金融機関との付き合い方
─ 公庫/信金/地銀/リース会社など資金源の使い分け。
8️⃣ 銀行取引の“見せ方”と信頼関係の構築術
─ 担当者への伝え方、稟議書の裏で何が起きているか。
9️⃣ 金融×コンサル副業の始め方(診断士・FP向け)
─ 副業での案件獲得・単価設定・税務処理・信用リスク回避。
? 地方銀行の法人営業現場と金融行政の最新動向
─ 地銀の現状、経産省・金融庁施策、ローカルベンチマーク導入背景など。