地方銀行DXについて話せます
■背景
地方銀行のIT部門にて、モバイルバンキングアプリや社内業務支援アプリの企画・開発・運用を担当しました。プロジェクトリーダーとして、ユーザー起点での業務要件整理、UI設計、ベンダー折衝、社内調整などを行い、複数プロジェクトの推進を担いました。
新規モバイルバンキングアプリの立ち上げでは、50万DLを目標に、市場調査やペルソナ設計、UI/UX改善提案、テスト計画の策定など上流工程を主導。
また、社内DXの一環として紙ベースで運用されていた業務フローのアプリ化にも取り組みました。現場ヒアリングを通じて業務課題を抽出し、モバイル端末から顧客情報を確認できる機能を含んだ業務用アプリを企画・設計。プロジェクトマネージャーとして要件定義〜リリースまでを一貫して担当し、業務効率の大幅な改善とセキュリティ強化に貢献しました。非エンジニアと開発チームの橋渡し役として、相互理解を促すファシリテーションにも注力していました。
■話せること
地方銀行にてIT企画部門に所属し、デジタル領域のプロジェクトを複数担当していました。銀行のDXが進みにくい背景や、現場で実際に起きている課題(レガシーシステムの制約、部門間調整の難しさ、ユーザー起点での設計の欠如など)を、行内からのリアルな視点でお伝えできます。
特に、モバイルバンキングアプリの立ち上げや、紙ベースでの業務をアプリ化したプロジェクトを通じて、企画・要件定義・UI設計・ベンダー調整・社内調整を経験。現場の声と経営判断のギャップ、ユーザビリティ軽視による導入後の課題など、対外的には見えにくいDX推進のリアルな事情についてお話しできます。
銀行内の意思決定プロセスや予算獲得の流れ、情シス部門や企画部門との役割分担などにも触れながら、銀行と取引のあるIT企業やコンサルの方が現場に刺さる提案をするうえでのヒントをご提供できると思います。