生成AIで進める業務デジタル化について話せます
■背景
2020年にNewsPicks出版『シン・ニホン』の読書会アンバサダーに選出され、全国の多様な業種の方々と未来の社会や技術について議論を交わす中で、認知・統計・ビジネスを結びつける力の重要性を再認識しました。
当時、介護支援専門員として働く中で、記録作業の煩雑さや業務の属人化に日々課題を感じており、「人の判断」と「仕組み・技術」をどう結びつけられるかに強い関心を持つようになりました。
そうした問題意識から、2022年に佐賀県主催のPythonプログラミング塾に参加し、2023年には副業支援プログラムでも実務面の学びを深めました。実際にスマートフォンアプリ開発プロジェクトにも部分的に参加し、現場感を持ちながら技術を活かす経験も得ることができました。
現在も介護支援専門員として現場に携わっており、こうした実務の肌感覚を大切にしながら、「現場に本当に役立つテクノロジー活用」を模索し、よりよい仕組みづくりに注力しています。
また、プログラミング塾や副業支援で得たご縁、知人経営者とのネットワークを活かし、業務自動化や統計分析サービスの実証導入に向けた交渉も進めています。専門用語を使わず、現場の方にも伝わる「未来を語れる統計サービス」の社会実装に向けて、一歩ずつ丁寧に取り組んでいるところです。
■話せること
介護支援専門員として現場に携わる中で、紙ベースの記録や属人的な業務運用が多く、非効率さや情報の分断に課題を感じてきました。
こうした体験から、業種を問わず共通する「アナログ業務の仕組み化」への関心が高まり、現場目線での業務改善やIT導入に取り組むようになりました。
Google Apps Script や ChatGPT、Notion などのツールを活用し、日報や記録の自動集計、議事録の要点抽出、業務プロセスの可視化・効率化を試行。
さらに、Pythonによる統計分析や生成AIとの連携により、「誰にでも伝わるレポート生成」の仕組みも開発中です。
専門用語を避けたわかりやすい設計と、ITが苦手な方にも寄り添う「一緒に考える」スタイルを大切にしながら、中小企業や個人事業でもすぐに使える仕組みづくりを目指しています。
最近では、ChatGPT APIやDifyなどの生成AIを業務改善ツールに組み込み、従来の10分の1ほどの時間でプロトタイプを構築できるようになりました。たとえば、これまで1日がかりだった報告書要約機能が、わずか1時間で動作する試作段階に到達。開発のスピードと質を両立できたことで、業務改善提案のハードルが一気に下がりました。
■その他
紙や属人的な業務に起因する非効率さに課題を感じ、現場目線での業務改善・IT導入に取り組んできました。介護支援専門員として従事する中で、記録作業の煩雑さや情報共有の難しさを「自分ごと」として捉え、仕組みで支える必要性を痛感したことが原点です。
Google Apps Script や ChatGPT、Notion などを活用し、日報や報告書の自動集計、議事録の要点抽出、業務プロセスの可視化・省力化を試行。Pythonによる統計分析や生成AIとの連携により、誰でも理解できるレポート出力にも取り組んでいます。
また、日々ご高齢の方と接する中で、複雑な制度や仕組みをかみ砕いて伝えることを心がけてきました。介護職員育成研修では、初学者にも法律や制度をわかりやすく解説してきた経験があります。専門用語を避け、現場の方にも伝わる「伝え方」「設計の仕方」を意識し、共に考えるスタイルを大切にしています。
ITが苦手な方にも寄り添いながら、中小企業や個人事業でもすぐに使える仕組みづくりを支援いたします。
特に、生成AIの活用により、アイデアを即座に形にできるようになったことで、「実際に動くものを一緒に見ながら改善する」というプロセスが実現。関係者の理解度や合意形成もスムーズになり、共創型の仕組みづくりがより現実的になっています。