介護の海外進出、外国人介護人材、異文化理解研修について話せます
■背景
社会福祉士・介護福祉士・精神保健福祉士・認知症ケア専門士(Dementia Care Expert)。
2003年に大学卒業後、米国サンフランシスコ郊外の日系高齢者施設で住み込み勤務。多国籍な介護士・看護師が活躍する現場で、多文化環境での介護の実際を学ぶ。帰国後は日本の高齢者施設で経験を積み、介護福祉士を取得。2008年、EPAによる外国人介護士の受入れ開始を受け、フィリピンの介護養成校で現地の技術や価値観を学ぶ。
2009年よりフィリピンで活動を開始し、不動産企業勤務を経て、2012年に介護・シニアビジネス分野のコンサルタント会社を設立。外国人介護士の育成、日本人介護士向けグローバル研修、技能評価試験対策クラス運営、海外研修ツアー企画等を展開。国際認知症ケア連合認定の認知症ケア専門士に日本人で初めて合格し、アジアでの認知症啓発活動を推進。
2021年に帰国後は訪問介護事業所で障害者支援に従事し、高齢者介護と障害福祉の両分野を経験。
2023年に再び来比し、送り出し機関と連携して外国人介護人材育成と認知症ケアの普及活動を再開。
2025年には比国内の日本式介護普及事業にて講師を務め、「尊厳」と「自立支援」を柱とした日本式介護の理念と技術を現地に伝えている。
■話せること
■外国人介護人材の育成と受け入れ支援
2000年代から現在に至るまで、日本の介護人材不足と外国人介護士の受け入れ政策(EPA・特定技能など)を現場・制度両面から経験。フィリピンなどアジア圏での介護教育、送り出し機関との連携、外国人材の定着支援についてお話しできます。
■日本式介護の海外展開と現地適応(ローカライズ)
比国日本式介護普及事業などで日本式介護の技術・理念(尊厳・自立支援)をフィリピンで普及。現地文化や生活習慣に配慮しながら、持続可能な教育プログラムとしてローカライズした経験について共有可能です。
■認知症ケア・認知症啓発活動
国際認知症ケア連合認定のDementia Care Expert。認知症紙芝居(Kamishibai)を使った啓発活動、BPSD理解、多文化環境における認知症ケアの工夫について話すことができます。
■介護×多文化共生の現場づくり
文化や宗教、言語の違いを乗り越えるコミュニケーション方法、多様な価値観を尊重した介護現場のつくり方、外国人スタッフとの共働環境の構築方法などをお伝えできます。
■日米・日比の介護制度比較と現場視点
日本・アメリカ・フィリピンでの介護現場を実体験しており、それぞれの制度、サービスの違い、現場での学びや気づきについて比較しながらお話できます。