超人手不足時代における人材定着施策と物流の高度人材育成について話せます
■背景
生産年齢人口の縮減で、物流その他の分野ではこれから20年近くにわたり、超人手不足時代が続くことが予想されます。したがって企業が事業を継続するためには、人材を確保するだけでなく、しっかりと定着させることが、極めて重要な経営課題となっています。また改正物流効率化法で特定荷主に物流統括管理者に設置が義務付けられ、高度人材の育成が急務となっています。
■話せること
当方はこれまでの業務・取材経験と調査・研究を通じ、そのカギが従業員の会社・現場に対するエンゲージメントの強化にあることを強く実感し、そのための施策を提案しています。この問題をさらに掘り下げた時、エンゲージメント強化のため根底で問われるのは企業のパーパスであり、経営幹部の倫理観・人格である、との結論に行きつきます。
荷主企業には物流統括管理者やCLO(最高ロジスティクス責任者)の設置が求められる時代となり、これらの高度な人材育成が急務となっていますが、その最も重大な要件の1つが、国交省の「高度物流人材に求められる能力」には欠落している、上記の倫理観・人格だと考えます。
以上の考え方と根本施策について、私は教材を用意し物流分野で広く講演を行っているので、本テーマに課題感をお持ちの方には、参考になる話ができるかと思います。