データ分析基盤の構築・運用注意ポイントについて話せます

エキスパート

氏名:開示前


■背景
従業員300名規模の金融機関にて、既に稼働しているデータ分析基盤の運用改善を担当しています。初期構築後に顕在化した課題、例えばETL/ELT処理の遅延、DWHのクエリパフォーマンス劣化、クラウド費用の増大などに対し、ボトルネック特定から改善策の立案・実行までを推進。
具体的には、SQLチューニング、パイプラインのアーキテクチャ見直しを担当しています。

また、基盤利用が拡大する中で課題となったデータの信頼性担保のため、データ品質チェックの仕組み導入、データリネージの可視化、データカタログの整備、金融業界の規制に対応したアクセス権限管理の見直しなどを推進。利用者が安心してデータを使える環境を整備し、データに基づいた意思決定の質を高めることを目指しています。

■話せること
◼️個人情報を考慮したデータ基盤設計:
課題: 社内ポリシーに反した分析基盤への個人情報格納
施策/ツール: 社内ポリシーに則り、分析基盤のレイヤーの役割を定め、適切な加工処理(仮名加工・匿名加工)を実施。

◼️パフォーマンス改善:
課題: ETL/ELTバッチ処理の遅延、分析クエリのレスポンス悪化。
施策/ツール例: ボトルネック特定(CloudWatch, BigQueryログ等)、パイプラインの処理ロジック見直し(Dataformコード改修)、DWHのテーブル設計変更(パーティショニング等)。

◼️コスト最適化:
課題: 想定以上のクラウド利用料金(GCP等)、費用対効果の不明瞭さ。
施策/ツール例: コスト分析(Cost Explorer, 請求詳細分析)、利用頻度の低いリソースやテーブルの特定・削除。

◼️データ品質向上・ガバナンス強化:
課題: データの不整合や欠損、信頼性の低下、データソースの不明瞭さ、金融規制対応。
施策/ツール例: データ品質チェックツールの導入検討・活用、データカタログ整備、データリネージ可視化、アクセス権限管理ポリシーの見直し。

◼️利用促進・機能改善:
課題: 基盤が一部のユーザーにしか使われない、ビジネスニーズの変化に追随できない。
施策/ツール例: ユーザーヒアリング実施、BIツール(Tableau, Looker等)連携強化、分析用データマートの追加開発、ドキュメント整備、勉強会開催。

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氏名:開示前

株式会社みんなの銀行にて、複数のデータ連携の開発やデータマネジメント体制の構築を担当しています。ELTパイプラインサービスの導入やリアルタイム・バッチ処理の改善、データパイプラインの効率化やBIツールのメンテナンス、DWH利用状況改善(コスト削減)活動も実施しています。また、データエンジニアリングの技術やDMBOKの社内普及活動も行っています。


職歴

社名非公開

  • データエンジニア/マネージャー 2023/6 - 現在

謝礼金額の目安

¥30,000 / 1時間

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