セミナー・研修講師の仕事のリピート率を上げるためのノウハウについて話せます
これまでの仕事を振り返ると、社会人になってから一貫して「伝える」「教える」に関わってきました。具体的には企業が製品・サービスを発表会やPRイベントで伝えることや、セミナー・研修会社でビジネススキルを教えることです。
「伝える」ではプレゼンテーション支援としてシナリオ作成や、スライド・資料作成、動画編集業務に携わりました。一方「教える」では、セミナー・研修会社で企画から運営、そして講師として登壇するなど、ただ教えるだけではない知識との経験を得ることができました。現在は独立し、地元・関西で会社を立ち上げて、プレゼンとコミュニケーションを中心に教育・研修サービスの企画・運営・講師派遣・講師養成を行なっています。
■話せること
初めて社内講師として新人研修を担当してから20年以上、セミナー/研修講師として人に教え続けてきました。仕事の分岐点はプレゼン研修の第一人者である箱田忠昭先生に師事し、研修準備から受講者心理、飽きさせない研修の進め方、そしてプロ意識を持つことの大切さまで、理論と技術を教えていただいたことです。自己流のまま教え続けていれば、いずれ壁にぶつかって先に進めなくなったことでしょう。特によくある「壁」は、頑張って研修を受注し実施したのに、1回きりで終わってしまった、というものです。
実際、私が企業の研修担当者から聞いた「こんな講師には二度と頼まない」というものがこちらです。
・研修内容が期待していたものと違う
・教える内容が薄い
・教え方が一方的
・ただテキストを読んで聴かせるだけ
・スライド資料が文字だらけ
・演習(ワーク)がほとんどない など
リピートが来ない講師の多くは上記のように、ただ自分が知っていること・経験したことを話すだけの研修をしています。新規開拓も重要ですが、講師として安定収入を得るためにも研修のリピート受注はそれ以上に重要です。私も最長で医療関連の会社のプレゼン研修を12年間担当させていただきました。これがなければ独立してもうまくいかなかったくらいありがたかったです。
現役プロ講師として、このような経験をもとにリピート率を上げるためのノウハウや、満足度を上げるための研修の進め方、さらにはなかなか周囲にわかってくれる人は少ない講師ならではの悩みについて、20年間積み上げてきた数多くの失敗と成功を踏まえてご相談に乗ります。