BtoB製品の価値を高めるQCDとデザインを両立した製品開発について話せます
■背景
製品、特にBtoB製品では「設計」と「デザイン」が相反する要因との声が散見されます。
この要因は「デザインとは、見た目」や「デザインするとコスト高や設計が難しくなる」などの誤認識に因るものと考えます。私は、装置設計や研究開発、技術営業の約20年の従事実績と、デザインと広報部門の実務と責任者の経験を踏まえた、モノづくり視点からのQCDとデザインやブランディングを両立させた、お客様に価値のある製品として適正な利潤を確保できる価格で継続的に購入いただく「ファン」づくりにつながる製品創りを推進して参りました。
また、デザイン賞などの第三者評価により、設計や営業、商品企画などの製品関係者が自分の製品としごとに誇りを持てるエンゲージメントの向上にもつながります。
・「デザイン」と「設計」は、英語ではいずれも”Design”です。中国語ではいずれも「設計」と表されます。
・「デザイン」と「設計」は、本来同じことです。達成すべき要求仕様を実現するための計画とプロセスです。
・「国家デザイン」や「キャリア」とは、国やキャリアの見た目をキレイにすることではありません。達成すべきあるべき姿を実現ための計画とプロセスです。また視覚障がいを持つ方にこそ、安全や使いやすさなどに配慮した「デザイン」が必要です。
・「見た目のデザイン」は、その製品が達成すべきあるべき姿を実現するための要素として必要になることがあります。しかしそのデザインは、その製品の使用環境や使用方法、ユーザー層などにより異なります。
・しごとをする際の服装を、職種やTPOにより、スーツ・作業服・白衣・オフィスカジュアルなど、「見た目」の身なりではなく「その場に相応しい」服装を適切に選択することが望ましいことと同様です。
■話せること
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