巻線の端末処理について話せます

エキスパート

氏名:開示前


■背景
巻線工程での重要工程として、巻線した後の、巻線端末処理工程(Winding terminal treatment)があります。
巻線工程の端末処理の必要要件としては、一般に下記のような項目があります。
 a.銅線皮膜を溶かし、排除すること。
 b.銅線へのダメージを最小限にすること。
 c.端末処理後、ターミナル・銅線間に導通をしっかりと確保すること。
 d.端末処理後、ターミナル・銅線間の機械的強度がしっかりと保たれること。

■話せること
巻線端末処理の種類としては、ヒュージング、半田揚げ、レーザー溶接(ヘアピン溶接等)、クリンチ、Tig溶接などがあります。
①ヒュージング
 銅線の線径や、本数、皮膜材質(線種)等に制約はあるものの、市販の溶接機を使用し、安定した品質を確保でき、生産性も高い工法であり、最もポピュラーな方法
②半田揚げ
 溶融はんだへのディッピングなどにより、銅線皮膜の剥離、ターミナルへの結合を同時に実施する方法
③クリンチ(圧着)(+皮膜除去)
④Tig溶接(+皮膜除去)
⑤レーザー溶接(+皮膜除去)

これらの内容について説明いたします。

プロフィール 詳細を見る


氏名:開示前

自動車部品業界の最大手である(株)デンソーで生産技術職を長年(40年以上)経験してきており、Q(品質)C(コスト)D(対応納期)を最善の形にするための管理手法、専門技術、経験知をベースに置き、独立後の生産技術コンサルタント(6年目)としても、様々な製造技術、ニッチ技術に接する機会も多く(名古屋産業振興公社にも所属し、名古屋市内製造業各社に対する企業技術・販路マッチィングコーディネーター(技術)を経験)、蓄積した知見も多数ある。各企業へのQCD改善支援はもとより、特に企業の将来像の在り方に対する技術的側面の支援に関心があり、販路開拓や、DX化推進、SDGs推進などに貢献できると思います。


職歴

職歴:開示前


このエキスパートのトピック

謝礼金額の目安

¥49,000 / 1時間

取引の流れ


似ているトピック