ロボットハンドについて話せます

エキスパート

氏名:開示前


■背景
ロボットハンドについて、具体的にはピッキングの方法を意識した内容について説明します。
ロボットハンドは製造や物流の現場で人間の手の代わりとなるロボット部品です。エンドエフェクタまたはグリッパーとも呼ばれています。
ロボットハンドは産業用ロボットの一種で、ロボットアームの先端に取り付けられ、人間の手のような動きをします。ロボットハンドはつかむ、回すなどのハンドリング操作を得意とし、プログラムで制御されています。

■話せること
ロボットハンドはそのピッキング方法として、さまざまな種類がありますが、主なものは以下の4つとなります。

①把持型ロボットハンド(グリッパー):
 複数の指を持ち、人間の手のような形状をしたものです。
2~4本の指を持つ把持型ロボットハンドは、多指ハンドとも呼ばれます。
多指タイプは強力な握力があり、つかんだワークを安定して正確に掴むことができます。
電動型と空気圧型の2種類に分かれます。

②吸着型ロボットハンド:
 ロボットハンドの先端部分にワークを吸着させるタイプです。
吸着する仕組みによって真空型と磁力型に分類されます。
物体形状や環境への適応性に優れ、物体認識精度が低くても物体ハンドリングが行えます。

③ラバーアクチュエーター型ロボットハンド(ソフトロボットハンド):
 指の部分にゴムの人工筋肉を入れたもので、人の手のような器用さと柔軟性を持っています。多様なワークを汎用的に掴むことに向いており、食品や医薬品など繊細なワークにも適しています。

④特化型ロボットハンド:
 作業内容や目的に応じて、工具やカメラをそのまま装着した特化型のロボットハンドもあります。ロボットハンドの設計や選定は、作業内容やワークに合わせて慎重に行う必要があります。 ソフトロボットハンドの利用も期待されており、高度な把持と汎用性の両立が可能です。

このような内容について説明いたします。

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氏名:開示前

自動車部品業界の最大手である(株)デンソーで生産技術職を長年(40年以上)経験してきており、Q(品質)C(コスト)D(対応納期)を最善の形にするための管理手法、専門技術、経験知をベースに置き、独立後の生産技術コンサルタント(6年目)としても、様々な製造技術、ニッチ技術に接する機会も多く(名古屋産業振興公社にも所属し、名古屋市内製造業各社に対する企業技術・販路マッチィングコーディネーター(技術)を経験)、蓄積した知見も多数ある。各企業へのQCD改善支援はもとより、特に企業の将来像の在り方に対する技術的側面の支援に関心があり、販路開拓や、DX化推進、SDGs推進などに貢献できると思います。


職歴

職歴:開示前


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