社会人経験を活かし、獣医師免許を取得し動物病院を経営することについて話せます
¥48,000~
■背景
大学卒業後、通信機メーカーの販売部門に所属し関東一円のルートセールスを担当しました。当時は会社員として将来のビジョンが描きやすかった時代ですが、本当に好きなことを仕事にしている自営業者と多く触れることで独立開業を強く意識するようになりました。そして幼少期からの夢であった獣医師になることを目標に半年間の準備を行い、獣医大学へ編入学しました。免許を取得後には生まれ育った町で動物病院を経営しています。
本当に好きなことを仕事にしない方がいいという意見は、会社員としては当てはまると思います。しかし、自営業で経営に余裕がある状況を作れば自分が正しいと思えない仕事をする必要も、自身と考え方の違う人と働く必要もありません。
動物病院の業界は閉鎖的で、国家資格が必要な独占業務であることから参入障壁もある程度高いため経営には余裕を持ちやすいと考えられます。
人生100年時代に対応するためのライフシフトという考え方や政府主導のリスキリング、転職の推奨といった職業選択の流動性が高まっている時流から、国家資格が必須となる独占業務を生涯の職業にしていきたいという方には自身の経験をぜひお伝えしたいと思います。
■話せること
会社員の立場から獣医大学への編入学、免許取得という自身の経験談は近隣の複数の中学校の授業の一つとして毎年お話しさせていただいています。獣医師という資格は毎年1000名程度が取得する資格で、大動物から犬、猫、鳥、魚類に至るまで幅広い動物に対する独占業務を行っていることや検疫など公務員の職業も多いこと、そして自分の従事する個人開業動物病院での日々の仕事内容の紹介をしています。
何歳になっても職業選択のタイミングはあり、それまでに積み上げた知識経験は次の職業にも必ず役立つということ、会社員と自営業の違い、文系大学と理系大学の学生生活の大きな違いなどを自身の経験から話せますので、多様な未来を考えるという授業に合っていると自負しております。最近では遠方からも講演依頼をいただくことも増えてきました。
社会人の方で異業種での独立開業を考えている方にも、専門教育を受ける期間の資金繰りなどについてFP協会認定ファイナンシャルプランナーの立場から相談に乗れると思います。私立大学では学費だけで卒業までに1千万円以上が必要で、在籍中は専門教育と必修の実習などで時間的な余裕は少なく、働きながら資格取得まで進むことは困難です。多くの方が途中断念する姿を見てきており、無事に国家試験までクリアできる人との準備や過ごし方の違いも私なりに整理してお話しできます。金銭的、学力的に無理なく資格取得を目指すためのお手伝いができるような機会を与えていただけると幸いです。